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淫蕩王伝
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝 59

リュウジュの両脇にはライアとアナシアが彼を挟むように眠っており、二人の豊乳が顔に当たっていた。
「起きるか…」
起き上がったリュウジュは着替えてベッドから降りた。

「やっぱり森の中は気持ち良いなぁ…」
外の井戸で顔を洗ったリュウジュは近くの木の下に座って森林浴をしていた。
「お!リュウジュ、早いな」
そこへサラがやって来た。
「目が覚めちゃったからここで森林浴をしてたんだ」
「そうか。私も早く目が覚めたので散歩に来たらお前を見つけてな」
サラはリュウジュの隣に座り、二人は他愛もない話をした。
「ライアとアナシアはまだ寝ているのか?」
「うん。あの二人は昨日かなり飲んでたからね」
「フフ…確かにな」
サラは昨夜の二人の様子を思い出して少し笑った。
「お〜い、サラ〜!」
そこへ、2〜3人のエルフの戦士が走ってきた。
「どうした?」
「斥候に行っていたヤツらがトロル共の拠点を見つけたんだ!」
「なに!本当か!?」
「ああ!ここから少し行った所にある北の洞窟だ。そこに100匹以上のトロルが住み着いてる。それだけじゃない。これまでに襲った里から浚ってきた女達もそこに捕らえられてる!!」
リュウジュはサラに言った。
「…サラさん!」
「ああ、さっそく皆に出撃の準備をさせろ!先手を打つぞ!!」
そしてリュウジュは武装したエルフの戦士達と共に北の洞窟へと向かったのである。
ちなみにライアとアナシアは…
「うぅ…頭がガンガンしますぅ…」
「や…やばい…吐…ゲェ〜ッ!!!?」
ものの見事に二日酔いになっていた。
「あの、二人とも…今日は無理しないで休んでて良いんだよ?」
「な…何言ってんだい!?」
「私達の事なら心配には及びませ…うっ!!?」
「……」
二人の体調よりも足手まといにならないかどうかが心配なリュウジュだった。

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