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淫蕩王伝
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝 41

「ガーッハッハッハッ!!!!この村の金品と食料は全てこのゲズマ様がいただいたぁっ!!!!」
「きゃあぁぁ!!助けてぇ!!!」
「ひぃいいい!!!!」
外では30人前後の盗賊と思しき男達が村の家々を荒らし回っていた。
粗探しした後の家には、窓から松明を投げ込んで放火している。
村人達は慌てふためき、ただただ逃げ惑うばかりだ。
「お!?なかなか良い女じゃねえか。俺と一緒に来いよ。可愛がってやるぜぇ〜」
盗賊の一人が村娘を捕まえて取り押さえ、ビリビリと服を引き裂いた。
「イヤァ〜!!!!」
「へへへ…たまんねぇぜ」
露わになった娘の乳房を乱暴に弄ぶ盗賊。
「こ…この下衆がぁ!!!妹を離せぇ〜!!!」
彼女の身内と思しき男が果敢にも飛びかかっていったが…
「チッ…邪魔くせぇよ!!!」
ズシャアァ!!!!
あっさり斬り倒されてしまった。
「キャアァー――ッ!!!!お兄ちゃあぁん!!!?」
「へへへ…泣け!叫べ!余計に燃えて来るぜ!!」
そう言うと盗賊は勃起した肉棒を取り出し、娘の股を無理矢理開いて挿入しようとした。
その時…
「ふん…っ!!!!」
ズバアァァッ!!!!
「ギャアァッ!!!?」
リュウジュの刀が盗賊の体を真っ二つに斬り裂いた。
「大丈夫ですか?さぁ、今の内に早く逃げてください!」
「あ…ありがとうございます!でも…」
娘は血を流して倒れている兄の方を見た。
「彼の事は任せてください!」
アナシアが言った。
「私は治癒魔法の心得がありますから…あなたは早く安全な所へ!」
「は…はい!」
娘は逃げた。
「なんだい、アンタそんなもん使えたのかい?」
ライアは意外そうにアナシアに尋ねた。
「当然です。聖都の神官学校では必修科目でしたから」
「上等!これで思いっきり暴れられるってもんだ。さぁ、リュウジュ!ヤツらに一泡吹かせてやろうぜ!?」
「うん!」
ライアは戦斧を手に取り、リュウジュも刀を構え直した。
「私も加勢いたします!攻撃魔法は使えませんが目眩ましぐらいは…!」
「よっしゃあ!じゃあ行くよ!?」
三人は一斉に飛び出して盗賊達に襲いかかった。
「喰らいなさい…ライティング!」
「な…何だぁ!?」
「眩しい!目が見えねえ…!!」
まずアナシアが目眩ましの魔法で盗賊達の目をつぶし、そこへリュウジュとライアが斬りかかる。
「覚悟しろぉーっ!!?」
「オラオラオラオラァー―――ッ!!!!」
ズバァ
「グアァ〜ッ!!?」
ザシュ
「ギャァーッ!!!」
ズシャ
「ガハァ…ッ!!?」
盗賊は次々と斬り伏せられていく。あっという間に半分がやられた。

「ゲェ!!!あの二人は…!!?」
ようやく視界が回復してきた盗賊の頭はリュウジュとライアを見て叫んだ。
「知ってるんですか!?お頭」
「おうよ!!あの野郎共、前に俺様の愛刀を奪った小僧とその仲間の女に違え無え!!!森ん中でイイ女を見つけたから犯して性奴隷にしてやろうと思ってたんだが、そしたら急にあのガキが飛び出して来やがって…!」
「…で、刀を奪われて命からがら逃げ帰って来たんでやすね?」
「うるせえバカヤロウ!!あの時負けたのは4〜5人しか居なかったのと油断してたせいだ!とにかくあのガキと普通に戦ったら負ける!!何か手を考えるんだ!」

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