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淫蕩王伝
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝 39

「ラ…ライアさん!!!!何て事言うんですか!!!?も…申し訳ありませんヨランダさん!!!この人は少し言葉が直接的というか…感情的というか…とにかく率直すぎる所があって…!!」
アナシアは慌ててフォローなのか追い討ちなのか良く分からない言い訳をした。
ヨランダは昨夜の事を思い出し、恥ずかしさで見る間に顔が真っ赤に染まっていった。
「あ…あの…あの私…み…皆さんの朝食を作って参りますので…!!!!」
そう言うと彼女は逃げるようにその場を去った。
「あ…わ…私もお部屋に戻って出立の準備をしなくては…!!」
アナシアも部屋に戻って行った。

一人残されたライアは涙を拭いて立ち上がると、未だに眠ったままのリュウジュとエレンを見た。
「クソぉ〜!!満足した顔しやがってぇ…こうなったら…」
ライアは自らもベッドの上に上がると二人の布団を剥いだ。
二人は全裸で、エレンの秘所からは昨夜出された精液が少し溢れ出ていた。
そしてリュウジュの股間のモノは、男子の朝の生理現象によって高らかとそびえ立っている。
ライアはそれを見てニヤリと不敵な笑みを浮かべると、肉棒を跨いで腰を落としていった。
ジュブブ…
「アァ〜ン!!」
濡れそぼったライアの女性器がリュウジュの肉棒を飲み込む。
下半身に快感と重みを感じたリュウジュは目が覚めた。
「う…う〜ん…あ…ライアさん?」
「ウフフ…おはよう、リュウジュ」
ライアは腰を上下させながらリュウジュを責めた。
「ハァ…ハァ…リュウジュったらぁ…アァ…酷いじゃないかぁ…ハァン…昨日二人が寝たら来てくれるって約束したのにぃ…!!!」
「行ったよ…でもライアさん寝てたんだよ〜」
「言い訳すんな!こうなったら昨日の分までタップリ搾り取ってやるからね〜!?」
ライアは腰の動きを早めた。
パチュン!パチュン!パチュン…
肉の打ち合う音と、淫水の音が混ざり合い、何とも淫猥な音が室内に響き渡る。
「んん〜…お母さん?リュウジュぅ?」
その音でエレンが目覚めた。
「えぇっ!!!?リュウジュと…ライアさん!!?」
エレンは寝ぼけ眼に、てっきりリュウジュと母が交わっているのだと思っていた。
しかし母にしては何だか色が黒いと思い、目をこすって良く見てみると、リュウジュの相手はそこに居るはずのないライアではないか。
彼女はいつも寝起きに驚かされる。
「ど…どうして…!!?」
呆気に取られる彼女にライアが勝ち誇ったように言った。
「そりゃあ私とリュウジュは前からこういう関係だもん!何の不思議も無いだろ〜?」
「アァ〜ン!!!!ズルいズルい〜!リュウジュは私とするんだも〜ん!!!」
そう言うが早いか、エレンはリュウジュの体の上に乗り出して唇を奪った。
「んん〜!?」
「あぁ!!!!こ…この小娘〜っ!!!」
こうして、リュウジュを取り合いながらの3Pが始まった。

三人はそれから激しく乱れ交わった。
初めはいがみ合っていたライアとエレンだったが、最後には仲良く尻を並べてリュウジュに犯された。
ようやく落ち着いたのは台所の方から美味しそうな朝食の香りが漂って来た頃の事である。
それまでにライアとエレンは二回づつリュウジュに中出しされて満足であった。
「朝ご飯だ…行こう!二人とも」
「そうだね。もう腹ペコだよ〜」
「ちょうど良いわ。ウチのお母さんは朝ご飯も天下一品なんだから!」
三人は体に付いた汗や精液を拭き取ると、着替えて寝室を出た。

「あ!おはよう、アナシアさん」
「お…おはようございます…皆さん」
食卓には既にアナシアが席に着いていた。
しかし何故か表情が妙に固い。
(あれ…アナシアさん何か怒ってる?もしかして昨日のこと覚えてるのかなぁ…)
そう、アナシアを客間のベッドまで運んだのは他ならぬリュウジュだったのだ。
幸か不幸か、アナシアはリュウジュに抱えられて客間まで運ばれた事は覚えていない。

ちなみに彼女は別にリュウジュに対して怒っていた訳ではなかった。己の淫乱ぶりを嫌悪していたのだ。

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