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淫蕩王伝
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝 109

「ん、ふぅ……ふぅ……はぁん……あはぁ……はぁ……あぁん! くぅん!」
 彼の鍛えられた腹筋に両手を乗せ、倒れないように踏ん張る。興奮し、気持ちが良くなると、下半身を彼に押し付けたくなる。もっともっと彼にしてほしい。感じさせて欲しいという合図だ。それはエッチの後にいつも死ぬほど恥ずかしくなるクセなのだが、快楽に溺れているとどうでもよくなってしまう。
「んんぅ……あぁん……、もう、まもるぅ……ねぇ、まもるぅ……」
 彼の手を探り、指を絡める。ぼんやりする視界の中、彼の体温と息遣いが耳元で聞こえるような錯覚に戸惑う。
「ん、もうだめ……無理……」
 守のクンニに絶えられなくなった彼女は、立ち上がろうと足に力を入れる。けれど、膝が言う事を利かず、しかたなく彼の胸、おなかを這いながら、お尻を彼の顔の上からどける。そして彼の胸に倒れた。
「ね、もうしよ? 私、我慢できないよ……。まもるのが欲しくて、切ないよ……ね? わかってよ、女の子の気持ち……」
「ん、もうだめ……無理……」
 守のクンニに絶えられなくなった彼女は、立ち上がろうと足に力を入れる。けれど、膝が言う事を利かず、しかたなく彼の胸、おなかを這いながら、お尻を彼の顔の上からどける。そして彼の胸に倒れた。
「ね、もうしよ? 私、我慢できないよ……。まもるのが欲しくて、切ないよ……ね? わかってよ、女の子の気持ち……」
 腰に届く髪は乱れ、彼のはだけた上半身をくすぐる。
「ん〜、もう少し、したいかな?」
「だめぇ……ね? おねがい」
 仰向けの姿勢のまま紅音は顎を挙げ、上目遣いに彼を見る。彼女を胸に寝かせていた守もそれに応えようと頭を上げ、彼女を見る。
 互いに無理のある姿勢で視線を交わしたあと、ふっと力を無くしてマットに沈む。
「ん」
「うん」
 腰に届く髪は乱れ、彼のはだけた上半身をくすぐる。
「ん〜、もう少し、したいかな?」
「だめぇ……ね? おねがい」
 仰向けの姿勢のまま紅音は顎を挙げ、上目遣いに彼を見る。彼女を胸に寝かせていた守もそれに応えようと頭を上げ、彼女を見る。
 互いに無理のある姿勢で視線を交わしたあと、ふっと力を無くしてマットに沈む。
「ん」
「うん」

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