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実験ハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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実験ハーレム 6

「鷹山研究員、困りますね。研究員は被験者と肉体関係を持たない決まりのはずですよ?」
「申し訳ありません、長谷川チーフ。でも今の私はこの通り、博明様の肉便器です」
自分の腹の落書きを見せながら申し訳なさそうに美咲は言った。麗子は諦めたように言った。
「…仕方ないわね。鷹山研究員、あなた確か今年で29だったわよね。ギリギリ年齢範囲内だし、あなたを特別にハーレム構成員に加えます」
それを聞いた美咲の表情がパァッと明るくなる。
「あ…ありがとうございます、チーフ!」
麗子は今度は博明の方に向き直って言った。
「只野さん、この村の女性は皆あなたの物です。あなたには好きな時に好きな所で好きな女性と性行為をする権利があります。ただし…」
麗子は胸元からカードを取り出して見せた。
「このカード…プロジェクトメンバーのIDカードを持つ女性とだけは性行為が出来ないのでご注意ください。彼女達は研究員であって実験対象ではありませんから」
「はぁ…わかりました」
別に不満も無かった。何せ1000人もいるのだ。相手には不自由しない。
(でもこの長谷川っていうチーフとヤれないのは残念だよなぁ…)
博明は麗子のムチムチの豊満ボディを眺めながら思った。彼女の胸は美咲よりも大きい。
ちなみに美咲はJカップの爆乳だが、麗子はそれを上回るKカップくらいだろうか…。
「ゴホン!聞いてましたか?只野さん」
「は…はい、すいませんでした!」

ふと博明は先程の疑問を思い出し、麗子に尋ねた。
「あの、長谷川さん。このハーレム実験は一体誰が何の目的でやっているんですか?山奥にこんな街を作るなんて、一企業や大学に出来る事じゃない」
「そうですね…あなたはこの実験ハーレムのマスター。知る権利があります。お教えしましょう。この実験の主催者は国です」
「くに…えっ!国ぃ!?」
博明は驚きで思わず声が裏返った。
「えぇ…近年、我が国における男子の出生率が急速に減少しているのはご存知ですよね?」
「ん〜…そう言えば男の子いないよな…」
「正確な原因は不明ですが、このままいけば50年後には我が国の男女比は1:100になり、100年後には1:1000にまで開いてしまうと、科学省のスーパーコンピューターによる予想が出ているのです」
「な…何か良い事のように思えるけど…」

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