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実験ハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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実験ハーレム 5


3日後。
ここは博明の通う大学のある地方都市から郊外に向かって、車で5時間ほど行った場所…人っ子一人見当たらない山奥の道である。
その山道を一台の真っ赤なスポーツカーが走っている。乗っているのは二人。運転席に美咲、助手席に博明が座っていた。
「ハァ〜…美咲、例の施設にはまだ着かないのか?」
「はい。もう少しで見えて来るはずですわ。博明様」
ハンドルを握る美咲は全裸だった。彼女はこの3日間、博明に犯し抜かれ、もう博明無しでは生きられない体にされてしまっていた。腹には“ひろあき様専用マ○コ”と油性マジックでデカデカと書かれている。
「あ、博明様!見えてきました、あれがそうです!」
「おぉ!」
木々が消え、目の前の視界が急に開けたかと思うと、延々と左右に続く5メートルくらいの高さの白い塀が出現した。
「あれが今回のハーレム実験のために用意された疑似都市です。中には厳正な抽選で選ばれた10歳から30歳までの妊娠適齢期の女性1000人が暮らしています」
「1000人だって!?」
博明は驚いた。実験ハーレムというから、せいぜい5〜6人。多くても10人程度だと思っていたからだ。
「はい、博明様。実験ハーレム村『みらい』。中には居住区の他に商店街や学校もあり、一つの社会が形成されております」
二人の女性警備員に守られたゲートをくぐり抜けると、そこには、どこでにもあるような普通の街並みが広がっていた。ここが山奥のど真ん中である事を忘れてしまいそうだ。
ただ一つ普通と違う所を上げるとすれば、道行く人々が全員若い女性であるという事である。
「い…一体誰が何の目的でこんな実験を計画したんだ?」
「それに関しては中央管理センターでお話しいたしますわ」
そう言われて博明が車の行く先を見ると一際大きな立派な建物が見えた。外観は役場といった感じだ。おそらくあれが中央管理センターなのだろう。

「ようこそおいでくださいました只野博明さん。私はこのハーレム実験の最高責任者、長谷川麗子(ハセガワ・レイコ)と申します。この『みらい』村の村長も兼ねていますので、分からない事は何でもお聞きください」
センターにやって来た博明と美咲は立派な部屋に通され、そこで一人の女性に迎えられた。
長谷川麗子と名乗ったその女性は、豊満な肉体をグレーのスーツに包み、いかにもエリートという感じだった。
麗子は腹に卑猥な言葉を書かれた全裸の美咲を見て言った。

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