乳首に与えられる刺激に、俺は思わず喘いでしまう。刺激が甘い快楽となって俺の体中を駆け巡り、ゾクゾクッと、俺の体中が総毛立つ感じと、秘部から尻のあたりが何だか生温かいような冷たいような感じがした。俺の心は懸命に強がってはいたものの、体はしっかりと感じていたのだ。

　程なくやつは俺の乳首を舐め回すのを止め、「チュパッ」といやらしい音を立てて俺の乳首から口を離し、左胸の乳首への刺激を止めた。やつが離れた後の俺の乳首は、ツンッと上を向いていた。

「すごぉい、桐生クンのおっぱい。ほら、乳首がこんなに勃起してる。桐生クン、身体は正直よ。強がってないで、いい加減に認めたらどお？」

「だ、誰が認めるもんかよ……」

　俺は強がってはみたものの、息が荒く、甘い吐息になっていたのは認めるしかなかった。

「本当、桐生クンって強情なんだから。それじゃあ、今度は桐生クンのおま○こを気持ちよくしてあげる。すごいわよぉ、おま○こは。病み付きになるくらいに気持ちよくなるんだから」

やつは、そのまま俺のアソコに吸い付くと、そのままの状態で舌の上で転がされた。柔らかい舌でねっとりといじられたかと思えば、軽く甘噛みされる。
赤子が胸に吸い付くように。子猫が無心にミルクを飲むように。

「もう…もう止めてくれ…。頼むから…もう…」
懇願するようにしてもやつは、まだ止めない。

「ちゅぷっ…嫌よ。この私、妖将鬼の幻姫（げんひ）が、桐生クンを楽しませてあげてるんじゃないの」
「だ、誰がお前なんか…ふぁっ」

疼く体を無視して、言葉で抵抗する。だが、やつは顔を上げると、再び俺に覆い被さり
乳房をこすり合わせる。やわらかいおっぱいの感触に男として興奮してしまう。

「ふふっ、桐生クンばかり楽しませてもつまらないわ。私のアソコも舐めてもらいましょうか」

やつは、体位を変えると、形のいいお尻を俺に向けた。
お互いが秘部をさらけ出した状態で、やつは濡れぼそる秘部を指で広げる。
すると、そこから立ち上る甘い匂いに頭がクラクラしてしまう。
思わず俺は、顔を背けたが、体は俺の意志に反してやつの尻を掴んでいた。
赤く熟した秘部に、俺の唇が触れる。

「ちゅぷっ…や、やめ…じゅる…んっん…」
「んっ…はぁ…ぁあん…そうよ。桐生クン、上手よぉ。あぁん…いいわぁ…」

恍惚した甘い声。やつは俺の秘部を舐めながら、体をピクピクと震わせていた。