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勾玉キッス☆
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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勾玉キッス☆ 66

「ふふっ。桐生クン、あなたは男を求めるようになるの。女の欲情に満ちた牝にね。先日、あの人に
キスされたようだけど、今から手ほどきしてあげる。その前にあなたの体…見せてもらうわね」
「て、てめぇ」

怒った俺は、少女を捕まえようとした。
だが――

「う、動けない!」

金縛りにでもあったように、俺の体はピクリとも動けなかった。
それどころか、ざわざわ…とさっきまで風が吹いたのに、今は無風状態。
空気の様子もまるで凍りついたような感覚がする。
俺の周りの様子もさっきまでとはまるで違うのだ。これって…

「ふふっ…ここは私の作った結界の中。誰も入って来れないし、例えあの巫女でもこの術は
破れないわ。桐生クンと私だけなの」
「ふ、ふざけるな。てめぇ、魔物の仲間だな。俺をどうする気だ!」
「ふふっ…決まっているじゃない。言ったでしょ?手ほどきしてあげるって。
2人で楽しみましょうね」

少女はクスクスと笑っている。
ちくしょう。帽子なんか被ってないで顔を見せやがれ!

「じゃぁ、まずは服でも脱いでもらいましょうか。あなた自身の手でね」
「何ぃ?」
少女、いや魔物が言った直後、指が勝手に動き、制服のボタンを外し始める。
俺は素直に服を脱ぎ始めていたのだ。
例え心は男でも、人前で自分の体を見られるのかと思うと悲鳴をあげたくなる。
自分の意思での抵抗が出来ないまま、俺は、ブレザー、チェックのミニスカート、
ブラウスを脱いでいった。白い肌に外気が直接触れる。

「ふふっ、いい格好ね。セミヌード姿もなかなかソソルじゃないの」

舌なめずりしながら魔物が、レースのブラに包まれた乳房を揉んできた。
咄嗟に俺は「やめろっ!」と言って払いのけようとしたが、自由の利かない俺は結局下着まで
脱ぎ捨ててしまっていた。奴はその間も俺の胸を揉んでいる。ちくしょう。
だが不思議と嫌な感覚はなくなってくる。揉まれるたびに、胸ばかりでなく下腹部
あたりから言いようのない甘い疼きが湧き出てくるのだ。
どうなっているんだよ、俺の体は!!

「ふうん。思った以上に、桐生クンって綺麗な体なのね。胸の大きさも弾力も申し分ないし
腰周りもお尻も形がいいわ。なるほど、あの人が気になるわけだ」
帽子を被った少女、いや魔物は、その幼い手で俺の体を撫で回す。
白いワンピースを着たその姿は、10歳くらいの女の子しか見えない。だが、その手の動きは厭らしく
じわじわとくる快感に、俺は思わず喘ぎそうになった。

「ふぁ…て、てめぇ」

「ふふっ…感じているようね」

「だ、誰が感じるかよ」

「ふーん、我慢しなくていいのに。そうだ。そのまま仰向けになってもらいましょうか」

俺は「やめろ!このガキ」と罵ったが、体の自由が利かないまま、やつの命令通りに床に
仰向けになる。

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