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勾玉キッス☆
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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勾玉キッス☆ 23

「ぁっ」
ゾクッと電気が走る。タオルがお椀形の乳房を撫でられる度に、なんとも言えない快感が全身に来る。
「ねっ?こうやって優しく擦るの。女の肌は敏感だからね」
「う、うん…」
なんだか擦られるたびに、体がふわふわ浮いた感じになる。思った以上にこの体は敏感になっているようだ。

「ふぁ〜」
思わず口に出る甘い吐息。裕美に気がつかれないように、俺はこの快感に酔ってしまっていた。さっきの時みたいに気持ちよくて…思い出すたびに体が火照ってくる。
「あれ?雅ちゃん、顔が赤いよ」
胸を擦っていた裕美が覗き込んできた。
ハッと我に帰った俺は、咄嗟にぷいっと顔を横に向ける。
「べ、別に、な、何でもねぇよ」
「そう?もしかして…雅ちゃん、感じてきた?」

――― ドキ!

「そ、そんな事はないって!か、感じてなんか…あはは…」
慌てている俺を、裕美はニタニタと目元を緩めながら見ている。
「ふーん、そうなの?それともさっきの事を思い出したのかな?」

ギクッ!気づかれていた?

「ち、違う、違うって!あれは・・・」
「あはっ、やっぱり。雅ちゃんって昔っから嘘を付くと慌てていたもんねぇ〜」
うわぁ…やっぱバレてたんだ。な、なんだよその表情は…
それにその手の動きは…やばい、こいつ何かする気だ。
「ふふっ。雅ちゃ〜ん。嘘をつくとこうだぞぉー!」
「わわっ!裕美、ひゃぁ!」
動揺する俺の背後から、両手で思いっきり胸を掴かまれた。
最初はぴくりと痙攣する程度だったけど、じわじわ揉まれはじめると、全身に温かい波が広がってくるような、そんな感覚が溢れてくる。
「うーん、思った通り。雅ちゃんのおっぱいって凄く柔らかいねー。ムニムニして揉み応えがあるわ」
「こ、こらこら!やめろよ!」
俺は体を捻り、抵抗したけど、微妙なタッチで揉まれているので、だんだんと体が熱くなってきた。
「ふぁ、ぁん。ゆ、裕美ったら、そ、そんなに揉むなよー」
「わぁ〜雅ちゃんの声、凄く色っぽいよ。もっと聞かせて欲しいなぁ」
「ぁあん!ば、ばか。や、止めないと怒るぞ!」
「遠慮しなくていいじゃん。きゃあー、乳首が立っているじゃないのーー♪」
「いやぁ〜もうやめてぇえええ!!」

結局、俺は浴室にいる間中、裕美に胸を揉まれてしまった。こののち事ある毎に、俺のでっかい胸は裕美の餌食にされるわけだが…今は言わないでおこう。
ううっ…男なのに、屈辱だぁ。

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