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勾玉キッス☆
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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勾玉キッス☆ 22

ゆらゆらと揺れるお湯にのってバストの先端がつんつんと当たるのは、何だか変な気分になりそう…
俺はしどろもどろになりながら、
「ゆ、裕美の胸って…こんなに大きかったんだ。知らなかったよ」
「もぉ…雅ちゃんったら」
裕美は恥ずかしくなったのか、両手でバストを覆っている。だが、特大の肉まんのような乳房は手のひらだけでは隠しきれるものではない。
「雅ちゃんだって…すごく大きいよ。それに綺麗だし…」
「そ、そうかな…」
目線を下げれば、湯船に浮かぶ2つの白い塊がある。
これが俺のだと信じられないのと、裕美の視線を感じるのか、思わず恥ずかしくなってしまった。
お互い気まずい雰囲気の中、
「そ、そう言えばさぁ。雅ちゃんとお風呂に入るなんて久しぶりよね」
「あ、ああ・・そ、そうだっけ」
もう随分前だったな。あの頃は、まだ小さいガキだったし、お互いが異性として考えていなかったよな。
一緒に体を洗ったり、狭い湯船の中ではしゃいで抱きついた事もしていたっけ。今思えば、凄い事してたよな。
「ふふっ…雅ちゃん、何紅くなっているのかなー」
「べっ…別にいいじゃねぇか」
はは…バレた?
そして俺は動揺しつつも立ち上がり「じゃ…身体を洗うから…」と言って湯船から上がった。


俺は何時も通りナイロンタオルにボディシャンプーをとり、良く泡立てて力強く擦りつける。
その時…

「そんなに力強く擦っちゃダメよ!」
「そんな事言っても俺は何時もこんな感じでやっていたから…」
「ダメ!女の肌はデリケートなんだから…もっと優しく丁寧に…」
「今更そう言っても…」
「もうしょうがないなぁ…じゃ私が雅ちゃんの身体を洗ってあげるから身をもって感覚を覚えなさい!」

裕美もそう言って湯船から上がった。
そして裕美は俺の手から泡立っているナイロンタオルを奪い取り俺の身体を洗い始めた。

先ずは背中から始めて腕へと向かう。
その裕美の力加減を肌で感じていると何故か“ゾクゾク…”とした何とも言えない感覚に陥る、だがその感覚は悪寒なんかじゃなく切ない感覚だ。
そして次第に俺の身体はさっさの気持ち良いと似た感じになってゆく。
やがて裕美の手に持つナイロンタオルは俺の胸へと向かった。

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