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勾玉キッス☆
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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勾玉キッス☆ 19

「きぁあ!雅ちゃん!かっわい〜い!」
「うわぁ…本当に綺麗だわ…」

裕美は見とれ麗華姉ぇは興奮する。
しかし俺はと言えば…

「な…何か恥ずかしいよ…」

今の自分の姿が恥ずかしくてしょうが無かった。


その後、制服の予約をした後も俺達三人は服を見てまわる。

「ねぇ…もういい加減に帰ろうよ…」
「何言ってるの!可憐な少女が男物ばっかじゃしょうがないでしょ」
「雅章…さっさと諦めて私の選んだ服を着てみたら」

裕美と麗華姉ぇは俺をまるで着替え人形の様に試着させようとする。
だが俺にして見ればたまってもんじゃない。

「もう…止めようよ…」
「「だ・め!」」

女二人がかりの強要に俺は屈せざろうえなかった。
そして着替え人形と化した俺のミニショーが店で行われたのだった。
頭が痛い…


その後、俺達は外食をしてモールから出て自宅へと向かっていた。
その時、裕美は携帯を取り出して自宅に電話していた。

「うん、お母さん分かった…ありがとう…おやすみ…」
「裕美、家に電話して何話してたんだい?」
「何って、今夜は麗華さんの家に泊まるんだよ」
「ええぇぇ!不味いだろう…俺がいるんだぞ」
「あら良いじゃない雅ちゃん」
「それに今は女でしょ“み・や・び・ちゃん”」
「おいおい…俺は男だ!」
「そんな姿で説得力無いわよ“雅ちゃん”」

確かに今の俺の姿はワンピースを着た少女…
確かに説得力は無かった…


こうして俺達三人は無事に麗華姉ぇの家つまり俺が寝泊まりしている所に到着したのだった。
麗華姉ぇの家は、高台にそびえる高級マンションの10階にある。無駄だと思える程の広い1階エントランスを進むと、壁に設置してあるオートロックのパネルの前に止まった。
「前から思ってたのよねー、雅ちゃんが女の子だったらいいのにって」
「なんだよ、それは!」
「だってぇ〜雅ちゃん、男の子でもかわいいからついね。…えへへっ」
今までの俺ってなんだったんだよ!と突っ込みたかったが、麗華姉ぇはにこにこしながら部屋番号を入力している。やば…あの目は何かありそう…
俺はというと、これからの事で頭が痛くなるのだが。
自動ドアが開き、上の階に昇るエレベーターに乗り込んだ後、裕美が話し掛けてきた。
「雅ちゃん、お部屋に着いたら女の子レッスンをしてあげるわね」
「俺は雅章だ!…て裕美、なんだよその…レッスンって…」
「あら、重要よ。女の子になったんだから、色々教えてあげる。おトイレの入り方でしょ、身だしなみとか…あ、そうそう。お風呂の事とかね」
「お、お風呂?」
「きゃーお風呂?雅ちゃん、お姉ちゃんと一緒に入ろうか?」

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