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女性化パラダイス
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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女性化パラダイス 10

「うん!3年後の××オリンピックにはきっと日本代表として出ているわよ」
真央は洋の肩に手を掛けながら言った。
「すげえなあ!俺なんか全然かなわないや」
改めて感心する新だった。

「優に真央って、元々男の子だったのよね。それでいて、2人とも、私よりずっと奇麗で可愛いじゃない!」
遥は優と真央を羨望の眼差しで見つめながら言った。
すると優が、
「そんなことないよ。遥ちゃんだってとても奇麗で可愛いよ!」

そこへ新が近寄って来て、
「俺も女になったら、優や真央みたいに奇麗で可愛くなれるかな?」

「あ、新、冗談よね・・・」

戸惑う遥に対し新は、

「親には話してあるけど、前々から女の方が向いている気がしてさ。」
「そうなの・・・」

すると混乱していた事もあってか、ふらついてしまうが、

「遥ちゃん。」
「まさかと思うけど、病院で診て貰った方が良いと思うよ。」
「ひ、光さんどうしてそんな事・・・」

数日後、新が母親と一緒にK大学病院へやって来ると、

「は、遥・・・」
「ちょっと新、話があるの。」

シャワー室で遥が検査着を脱いでいくと、
股間に見慣れない突起が存在しており、

「第二次性徴変異症ってのになったみたいで・・・」

ここ数年、第二次性徴変異症の発症率が急増しているらしく、

「じゃあ、光さんみたいに。」
「お願い、男になっても嫌わないで。」
「は、遥。」
「まさか遥・・・君が男になるとはね。」
「男っていっても生殖器とかはまだまだ女だし。」
「でも髪は短めだし、男子の制服も違和感無いよ。」

恥ずかしがる遥であったがそこへ新がやって来て、

「遥、一緒にお弁当食べよう。」
「お前、料理出来たか。」
「遥のお母さんに習い始めたばかりだけど、大丈夫。」

遥と新のやり取りに優が、

「おやおや、愛は性別を越える訳ね。」
「冷やかさないでくれよ。」
男性口調で話す遥。

新は既に女体化薬によって女体化を果たし、女らしさも段々と身についていった。一方、遥は、1年以内に完全な男の身体になるだろうと医師に告げられていた。

「私も優みたいに、ビキニやレオタードを着てみたいけど、似合うかな?」
新は優の姿を見つめながら言った。
みんなでスポーツセンターのプールへ行った時、優は真っ赤なビキニを身にまとっていた。また、新体操部の練習の時はいつも真っ赤なレオタードを着ていた。

スルト遥が、
「だったら、僕も新と一緒にビキニパンツを履くよ。優と光さんみたいにお揃いでさ」
光は優からプレゼントされた真っ赤なビキニパンツを履いていた。

「私、洋くんと一緒に水着を買いに行って、それでもって真っ白なビキニを買って、洋くんも私とお揃いで真っ白なビキニパンツを買ったの!」
真央は照れながら言った。

「色は青がいいかな?」
新が言うと、
「うん。2人お揃いで青にしよう」
遥が言った。

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