「優ちゃん、久しぶりだね」
「えっ!?」
真白に声を掛けられ、驚く優。
「バレエ学校にいた真白だよ。覚えてないかな?」
「でも、真白さんって女の人だったはずじゃ…」
すると純が、
「優。真白さんは第二次性徴変異症で女になっちゃったんだよ」
「純って真白さんと知り合いなの?」
優は純に尋ねる。
「幼馴染なんだ。私の兄さんと真白さんは小学校、中学校の同級生で…」
純の3歳上の兄の聖(せい)は真白と同い年で、同じ小中学校に通っていた。その縁で、純も真白とは仲良しだったのである。
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