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女性化パラダイス
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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女性化パラダイス 22


葵も、希が自分に思いを寄せていることは察しがついていた。だが、自分はやはり麻貴のことが大好きでたまらない。麻貴の様な美女に惚れて、自分は男なんだと自覚し、男として生きると決めたのだ。

「明日、希ちゃんに自分の気持ちをちゃんと伝えよう」
葵は、自分が麻貴に恋してることを希に伝える決意をした。


希と翼はバスルームにて、互いに全裸で向き合って話をしていた。
「希ちゃん、葵さんのこと、大好きなんでしょう」
「うん。光さんや新さんみたいに、女から男になった人だと安心できるの」
「でも、葵さんは麻貴先輩のことが大好きみたいよ」
「わかってる。葵さんが麻貴さんのことが大好きなら仕方がないわ。諦める覚悟よ」
「それでいいの?」
「うん。あの2人が互いに好きになって結ばれるんだったら、それでいいと思ってる」


すると優が入ってきて、

「優さんも麻貴先輩みたいに括れとかがそそられます。」
「翼ちゃんったら、もし光さんに見られたらどうするのよ・・・」

希が悩んでいる素振りをしているのを見て、

「希ちゃん、相談に乗るから話してみて。」
「あの・・・」

希の話を聞いて、

「でも麻貴先輩は恋愛に興味無いし、希ちゃんも葵君も互いの事をあまり知らないでしょ。」
「(真央さんと兄さん、新さんと遥さんとはそこが違うんだ。)」
「まずは互いの事を知っていくべきだと思うよ。」

翌日、葵は希に麻貴から言われた言葉をそのまま言ってみると、

「焦らない方が良い・・・確かにそうですね。」
「希ちゃん、今は互いをもっと知る事から始めようか。」
「優さんにも同じような事言われました。」

希がそのまま帰ろうとすると真央が、

「希ちゃん、一緒に帰ろう。」

希が葵と話した事を話すと、

「今のところは引き分けって感じか。」
「引き分けって・・・」
「洋君との恋愛話は希ちゃんには参考ならないけど、出来るだけの事はするから。」

そこへ新と遥が、

「希ちゃん、お久しぶりだね。」
「遥、丁度良いところに来てくれたね。」

真央が希と葵との間に起きた事を話すと、

「葵とはよく話すけど、そんな話は初めて知ったよ。」
「でも麻貴先輩と希ちゃん、以外と共通点があるよ。」
「そ、そうですか。」

希は新の思わぬ発言に戸惑うが、

「だって種目は異なるけど、打ち込めるものがあって、それから・・・」
「葵君はまだ希ちゃんの魅力を把握していないだけって訳か。」

それぞれ帰宅してから希と真央が新の家にやって来て、
希が葵の選んだビキニを着てみると、

「希ちゃんに合うのを選ぶなんて葵君、なかなか良い目をしているね。」

すると真央は、

「希ちゃんは青や緑が合うと思ったけど、この色も意外と違和感無いな。」
「あの、真央さんや新さんまで水着に・・・」

真央が白、新が青のビキニを着けているのに疑問を抱くと、

「細かい事は良いじゃない。」

(トントン)
そこへドアが開き、洋と遥が部屋に入って来た。この時、洋は白、遥は青のビキニパンツ姿だった。そして、洋は真央、遥は新の傍に、それぞれ歩み寄った。

「真央さんと洋さん、新さんと遥さん、カップルで水着をお揃いにしてるんですね!」
そう言って、希は水着姿の2組のカップルをじっくりと見つめる。

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