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女性化パラダイス
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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女性化パラダイス 3

令子は渡されたカプセル剤を飲み、30分後に注射を受けた。
「では、何かあったらお呼び下さい」
智明は退室し、令子は応接室にて1人となった。それから30分ほど経った頃だった。

「うっ…」
令子は胸が疼くのを感じた。僅かに遅れて股間も疼き出した。
令子は急いで服や下を脱ぎ、たちまち全裸になった。これから起こる自分の身体の変化を見極める為である。

脇毛や陰毛など、首から下の体毛が瞬時に全て抜け落ち、股間が段々と熱くなってきた。
「うううー……」
胸の疼きは段々と増し、令子の乳房は見る間に大きく膨らんでいった。股の割れ目からは大量の白濁液が流れ出た。

智明が部屋に戻って来た時、令子はずば抜けた巨乳となり、髪は身長に匹敵する長さにまで伸びていた。また、愛液が滴る股をまさぐり、激しいオナニーにふけるのだった。
智明は、これは薬の影響で女性ホルモンの分泌が過剰になった為と考えた。結果として、令子は超巨乳の淫乱女になってしまった。
令子の胸を測ってみると、85pのCカップだったのが120pのQカップになっていた。

女体化薬、それと、女同士でも子作りができる薬の承認が発表されると間もなく、日本国内ばかりか世界中から、これらの薬を用いたいという希望の申し出が殺到した。女体化を望む者や両性具有者は世界的規模で存在するのであった。
そして、海外へも輸出されることになり、どの国も国家の管理の下、大規模医療機関で用いることとした。

女体化を希望する者は大変多く、大人数を集めてまとめて投予することとなった。その第一陣として、性転換を希望する男子100人がK大学病院に集まり、全員無事に女体化が達成された。清水優(しみず ゆう)という少年もその中の1人だった。

優は真っ平らになった自身の股間を見つめ、自分が女の子になったことを確信、大いに感激した。
「これでママやお姉ちゃんと一緒に新体操ができる!」
優はこの4月から小学4年生になる。優には綾(あや)という、7歳上の姉がいる。綾は小さい頃から新体操に打ち込んでおり、多くの発表会や大会に出ては素晴らしい演技を披露しており、高校生になった現在、高校スポーツ界のアイドルと呼ばれていた。
姉弟の母親の流美(るみ)は、若い頃は有名な新体操プレイヤーで、綾はその母から幼い頃よりマンツーマンで指導を受けていた。
優は小さい頃より母と姉のマンツーマンを傍で見ながら育ち、自分も同じ輪の中に入りたいと思い続けていた。同時に、奇麗なレオタードスタイルで華麗な演技を披露する姉に強い憧れを抱いていた。

ある日、学校から自宅に戻った優は、2階の綾の部屋のベランダに綾のレオタードが干してあるのに気づいた。
「ただいま」
優が家の中に入った時、綾はまだ帰宅していなかった。この時、優は変な気を起こしてしまった。
優は綾の部屋に入り、ベランダに掛けてあるレオタードを手に取った。そして、部屋の床に座り、そのまま夢中になってレオタードに頬擦りや口付けをしたのである。
ちょうどその時、部屋のドアが開いた。綾が帰って来たのである。

「ちょっと優、何してんのよ?」
綾がドアを開けると、優が自分のレオタードに顔を擦りつけているのが目に入った。綾はその場で優の頬を平手でピシャリト叩いた。
その後すぐ、優は母の流美の前に引き出された。どうしてそんな事をしたのかと問う母に対し、
「僕も女の子に生まれたかった。そうしたらお姉ちゃんみたいに、素敵なレオタード着て、ママにコーチしてもらって新体操やれるのに…」
優は母や姉にしみじみと話した。そして、目から涙をほぼした。

「ふうん…気持ちはわかるけど。…でもまさか、男の子がレオタード着て新体操なんてわけにもいかないわね」
と言う綾に対し、
「わかってるよ。僕だって男の身で女装なんてしたくないさ」
優はうつむきながら応える。
「だったら優、女の子に生まれ変わってみるのはどう?」
にこやかな表情で流美が言った。
「ええっ!?」
驚いて流美の顔を見つめる優。

「ちょっとママ。何言ってるの?」
綾は母が冗談を言っているのかと思った。
「何か月か前、男性を女性に性転換させる薬が発明されて、国に承認されたっていうニュースがあったわよね」
「ええ。それなら私も聞いたけど。でも、それって本当かしら?」
「いろいろ調べてみたけど、間違いないわ。ほんの数時間で男の体を完璧な女の体に変化させられるそうよ」
「それが本当なら凄いわね!」
優はそんな母と姉との会話を黙って聞いていた。

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