女性化パラダイス 13
「母さんと麻貴の母親が姉妹、つまりいとこなんだよ。」
「そ、そうなんですか。」
「おばさんからは前々から光に好きな子がいるって聞いていたけど・・・」
すると青いビキニとビキニパンツを着た新と遥を見て、
「新ちゃん、綺麗になって、遥君も逞しくなったね。」
「そ、そうですか。」
「遥君、背丈が光さんと・・・洋君と同じくらいだし。」
「確かにそうだね。」
「新ちゃんも胸とかの丸みが整っているし。」
恥ずかしがる新と遥に、
「もしかしたら愛の相乗効果かな。」
優が微笑みながら言うと、新が
「優ったら…冷やかさないでよ」
「もし新が女にならなかったら…僕は麻貴さんみたいに女に戻ることを選んでいたでしょう」
麻貴に向かって言う遥。
「でも、男として生きていて、幸せそうね!」
「はい。新あっての僕ですから…」
「遥ったら…」
それを聞いて新は嬉しかった。
「そういえば、麻貴も僕も第二次性徴変異症で女から男に変わったんだよな」
光が言うと、麻貴が、
「ええ。私は女体化薬で女に戻ったけど…」
第二次性徴変異症で男になった者が女に戻るには、身体が完全に男性化してから女体化薬を投与すればよいのである。
「私、光にも女の子に戻ることを勧めたのよ…バレエをやってる女の子の光、とても素敵だったから…」
「前も言ったけど、もし女に戻ってもバレエやりにくいだけだし・・・」
優の肩に手を置いて、
「一番の決め手は男として優を愛しているから。」
「ひ、光さん。」
「もう居辛くなってきた、じゃあここで失礼するね。」
麻貴が去ると、
「光さん・・・」
「皆、場所変えよう。」
光の家へ向かうと、
「洋君も遥君も水着のままか。」
「は、はい。」
光が確かめるように遥の胸などに触れ、
「胸筋も腹筋も鍛えているね。」
「光さんの助言のおかげです。」
「いや、遥君の頑張った成果だよ。」
すると優、真央、新がそれぞれ光、洋、遥のビキニパンツを下すと、
「この中だと太さは遥が一番。」
「長さは光さんかな。」
「大丈夫、洋君のだって立派だからね。」