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呪われた学園
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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呪われた学園 3


プールの授業が終わって、
「胸を露出するってのはどうも慣れないな」
晶がぼやくと、
「それにしても、先生とかが上手く取り持ってくれたから良いけど・・・」

そう、男なのに胸を隠そうとしたりするなど、仕草とかで誰が性転換したのかが丸分かりで、
「着替えとかで奇異な目で見られて嫌な気分になったよ」
「へえ、遥も大変だったね。まあ女ってのは男より陰険なとこあるからね」


遥も晶も不安と戸惑いであったが、
「晶、お前、タケノコみたいに背が高くなっているな。」
「遥も成長しているじゃないか。」

晶が遥の胸を触ると、
「さ、触るな。」

遥の平手打ちが晶に炸裂し、
「ご、ごめん。悪気があった訳じゃ...」
「なあ、次の休みは暇か。」
「遥の方から誘うなんて珍しいな。」


「いや、別に用があるなら、私だけで行くからさ。」
「素直じゃないな。まあ希望があればそれなりに計画を立ててみるけど。」

数日後、映画館の前で、
「遥、遅いよ。」
「ごめん、ちょっと途中で迷っちゃってさ。」
「それよりもうすぐ映画が始まるから急ごう。」

映画の内容は冒険もので、以前なら戦闘シーンなどが気になっていた遥であったが、
「(自分に好意を抱いているのに気付かないなんてさ・・・)」
「どうしたの?」
映画の主役と晶をつい重ね合わせてしまっていた遥は我に返って、
「べ、別に。」

映画を見終った後、映画館の近くの飲食店で、
「次は買い物とかどうかな?」
「い、色々と買おうと思っていたからちょうど良かった。」


買い物を済ませ、
「晶、ありがとうな。」
「遥、知らない間に女っぽくなってきたね。」
「そ、そうかな?」

いきなり晶は遥の手を握って、
「ありきたりなんだけど、好きだよ。」
「本当にありきたりだね。まあ下手に飾らなくて晶らしいけど。」

すると、雨が降り出してきて、
「早くしないと濡れちゃうよ。」

慌てて遥の家へと向かうと、
「服を乾かさないと。晶も脱いだ方が良いよ。」
「ちょ、ちょっと・・・」
「裸なら小さい頃、一緒に風呂入る際に見ているじゃないか。」

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