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人生の先輩として
官能リレー小説 - 二次創作

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人生の先輩として 5

「それにしても、このおばさん。バスローブ姿だと分かりやすいけど、スタイルいいんだな……」
ドレッドはバスローブ姿の不二子に見惚れてしまったのか、無意識に自らの手が不二子の胸に伸びていることに気づいていなかった。
「バスローブ越しからも伝わるなんて、なんて大きいんだ。おばさんのこの身体を物にできたら、おばさんも俺のことを男として見るようになるかな。あるいは、ボスにこのおばさんを引き渡したら、組織に戻してもらえるかもしれないな……」
ドレッドは不二子の胸をバスローブ越しに触っても、感触が伝わり驚きを隠せないでいた。
「それ以上はダメよ。まだ、ボウヤなんだから......」
「えっ!?」
ドレッドは気絶しているはずの不二子が目を覚ましたことを知り、驚いて立ち上がって慌ててしまっていた。
「私の隙を作るために、部屋を暗くしたのが仇となったわね。気を失ったフリに気付けないなんてね。だから、あなたはボウヤなのよ」
「くそっ!!やってやったと思ったのに……」
ドレッドは不二子の演技に気付けず、悔しがっていた。ドレッドは再び不二子の身体に跨り、次は確実にさせるために、両手で不二子の首を絞めようとしていた。
「どうしたのかしら?今度は確実に気絶させてから、私の身体を抱くつもり?それとも、組織に渡すのかしら?」
不二子はドレッドがどの様な行動に出るのか、ドレッドの眼を見ながら、様子を伺っていた。
「もし、このまま締め殺すと言ったら?」
「あなたにできるのかしら?」
「出来るさ。それとも、締め殺すのをやめたら、おばさんの身体を抱かせてくれるのか?」
「それは、脅迫かしら?無駄よ...…ボウヤの脅しなんて、ちっとも怖くないわ。それとおばさんじゃなくて、お姉さんだって言っているじゃない」
「そっちこそ、またボウヤって言いやがって……」
ドレッドは不二子の首を絞める手を少しずつ強くしていきながら、不二子の顔を見ていた。
「うう……私を殺したければ、殺せばいいわ。私はサハリンと約束したのよ。あなたを真っ当な人間にさせるということをね。だから、間違いを起こさせたくないのよ。あなたは16歳でしよ?まだ子供じゃない。だから、もう少し大人にならないと……」
「俺がもう少し大人になったら、抱かせてくれるってこと?」
ドレッドは不二子の首を徐々に強く締めいくと、不二子はドレッドに想いをぶつけようとしていた。それを耳にしたドレッドは、思わず力が緩んでいた。
「それは、あなた次第ね。あなたが、もう少し大人になれたときに、私を恋愛対象として見るかどうかもわからないもの……」
不二子はドレッドの頬に手を触れさせながら、話していた。
「そう……わかったよ」
ドレッドはため息をつくと、不二子の首から手を離していた。
「はあはあ……はあはあ……どうやら、わかってもらえたみたいね」
不二子は呼吸を整えるとドレッドの頭を撫でていた。
「や、やめろよ……」
不二子がドレッドの頭を撫でていると、そっぽ向いて、振り払っていた。
「フフ……ごめんなさい。とりあえず、疲れちゃったわね。今日はもう休もうかしら……ボウヤも部屋を好きに使ってくれて構わないから」
不二子は少しフラフラしながらも、ベッドに行き、眠りについていた。

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