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人生の先輩として
官能リレー小説 - 二次創作

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人生の先輩として 3

サハリンが組織の手に堕ちた裏で、不二子とドレッドは、夕食を食べようとしていた。
「さあ、夕食の準備ができたから食べましょう」
不二子は、テーブルの上に用意を済ませると、ドレッドを椅子に座らせていた。
「さあ、どうぞ。食べてちょうだい」
「いらない……」
「どうして?お腹空いているでしょ?」
「空いていない」
「いいから食べなさい。せっかく作ったんだから」
「どうして、こんなところに連れてこられたんだよ……」
ドレッドは不二子の家に連れてこられたことに納得ができず、怒りを露わにしていた。
「サハリンが私に頼ってきたのよ。あなたの面倒を見てほしいって言ってね」
「つまり、サハリン先生は俺を見捨てたのかよ。やっぱり、そこまでの人だったのか……」
「そんなこと言わないの。あなたが組織から離れようとしている間、面倒をみてもらっていたんでしょ?」
「誰も頼んでないよ……」
「はあ…とりあえず、私の家に住むことになったんだから、私の言うことを聞いてもらうわよ」
「嫌……」
「組織の奴らに捕まってもいいのかしら?」
「別に……」
「私にはあなたをまともな人間にさせるために頼まれた責任があるのよ」
「出来るもんならやってみなよ。もしかしたら、その前におばさんを殺して逃げてるかもしれないよ」
ドレッドは不二子が作った夕食を食べながら、挑発していた。
「おばさんじゃなくて、お姉さんでしょ!!それにボウヤに殺されるほど、私は弱くはないわよ。私を始末したくなったら、いつでもかかってきなさい」
不二子とドレッドはお互いに挑発しながら、夕食を食べていっていた。
「ご馳走様。ドレッド、夕食を食べたのなら、お風呂に入ってきなさい。バスルームは、トイレの隣の部屋よ。ちゃんと湯船に浸かるのよ」
「はあ...…わかったよ」
ドレッドは不ニ子にお風呂に入るように言われ、いやいやバスルームへと向かって行く。
「なんで、俺があんな女の人に面倒を見てもらわないといけないんだよ……」
ドレッドは、脱衣所に入り、周りを見回した後、イライラしながら脱衣をしていた。
「へえ……風呂場は結構広いんだな。あの女の人、もしかして金持ちなのか……」
ドレッドは、バスルームの広さに驚きながら、シャワーで頭を洗い始めていく。
「え〜と……シャンプーって、どれだ?」
「シャンプーは、これよ』
「えっ!?うわっ!?な、なんで!?」
ドレッドは声が聞こえた方を振り返ると、バスローブ姿の不二子がシャンプーを手にして、立っていた。
「フフ……ちゃんと、入ってくれるのか確認に来たのと、シャンプーとか分からないかもと思ったからよ。さあ、あっち向いて、お姉さんが頭を洗ってあげるわ」
不二子は動揺しているドレッドに背中を向けさせて、頭を洗おうとしていた。
「洗ってくれなくても、自分で洗えるってば……」
「良いからじっとしていなさい…」
不二子は、ドレッドに振り払われそうになりながらもドレッドの頭を洗い続けていた。
「そんなことより、お姉さん裸体を見られても恥ずかしくないわけ?」
「大丈夫よ。そのために、バスタオルを巻いているんだもの。それに、あなたは、まだボウヤなんだから、別に恥ずかしくないわよ」
不二子はドレッドの頭を洗い続けながら、ドレッドの背中に身体をくっつけていた。
「んあっ!?ちょっと、胸が当たっているんだけど!?」
「フフ…可愛らしい反応するのね。仕方ないでしょ?身体を密着させた方が洗いやすかったんだから」
不二子はドレッドの反応に思わず笑みを浮かべながら、ドレッドの頭を洗い続けていく。
「頭を洗い終わったら、もう良いだろう。身体は自分で洗うから離れてくれない?」
不二子がドレッドを頭を洗い終えると、自分で身体を洗うと言って、不二子を離れさせた。ドレッドは、不二子からボディーソープを受け取り、不二子を警戒しながら、身体を洗っていく。

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