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ハーレムメモリアル
官能リレー小説 - 二次創作

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ハーレムメモリアル 4

「伊集院くん!お誕生日おめでとう!」
みんなはグラスを手にしながら一斉に叫んだ。
「ありがとう諸君!今日は僕の為に集まって…誕生日を祝ってくれて」
レイはみんなに向かって感謝の言葉を述べた。

パーティーでは、豪華な料理やケーキ、フルーツなどが出され、みんなは美味しい食事を楽しんだ。
食事も一通り済んで、みんなに食後の紅茶が出された。詩織は紅茶を一口飲み、ティーカップをテーブルに置いた直後だった。
「うっ」
詩織は突然、口と鼻を布で塞がれ、瞬時に意識を失った。

そして今、詩織は全裸でベッドの上に張り付けにされている。
(私…一体これからどうなっちゃうの?)
詩織の心に不安が重くのしかかる。


「やあ!詩織」
左の方から声がした。顔を向けると、そこに直人が立っており、詩織を見下ろしている。
しかも直人は全裸だった。昼間見たように、体毛のない艶やかな身体をしており、もちろん陰毛すらなかった。
「ナオくん!?」
一体どうなっているのか、詩織には訳がわからなかった。

「御苦労だったね、レイ!」
「えっ!?」
気がつくと、直人とは反対側の、詩織の右側にレイが立っていた。
レイは突然、詩織の目の前で服を脱いだ。その服の内側にはブラジャーとショーツといった、女物の下着を身に付けており、ブラジャーに覆われた胸はとても膨よかだった。
「伊集院くん!?あなた…」
驚く詩織の眼前でレイは更に下着を脱ぎ、一糸まとわぬ姿となった。詩織や直人同様、頭部を除くその身体には、体毛が全くなかった。

「どう、詩織さん…女としての私は?…昼間、水着姿の私と会っているはずよ!」
「えっ!?」
そう。レイによく似ていると思ったあの美少女はレイ本人だったのだ。

女としてこれほど美しいレイが何故男を装っていたのか、詩織は疑問に感じずにはいられなかった。
「詩織さん、私はね…家の事情でもって…外の世界では男として暮らさなければならなかったの。…でも、そんな私を直人くんが女として目覚めさせてくれたの」
レイは詩織に説明した。
「詩織、レイは僕の第1号の奴隷なんだ」
直人がそう言った。
「奴隷ですって!?」
「レイだけじゃない。今日集まった女の子たちは既にみんな僕の奴隷なんだ」
直人の話に詩織は唖然となった。

「みんな出ておいで」
「はあぁぁい!」
直人に呼ばれて、パーティーに集まった10数人の少女たちが奥の方から出て来て、詩織が張り付けになっているベッドの周りを囲んだ。
しかも皆が全裸だった。彼女たちは詩織やレイ同様、全員が首から下の体毛を永久脱毛されており、全身の肌が艶やかだった。

「綺麗よ!詩織…」
奈津江が詩織を眺めながら言った。
「詩織さん、早く直人さんにバージンを捧げて…私たちの仲間になりましょう」
そう言ったのは未緒だ。
「ねえ、一体どうしちゃったの?みんなおかしいよ」
詩織は悪夢を見ているような気分だった。

「おかしくはないさ。みんな…僕にバージンを捧げて…隷従を誓ったんだ」
「えーっ!?」
「そして詩織、君もこれから僕にバージンを捧げて奴隷になるんだ」
目の前の彼は、詩織の知っている幼馴染の直人とは別人のようだった。

館林見晴、秋穂みのり、十一夜恵の3人はデジタルカメラを手にしていた。見晴は詩織の左側、みのりは右側、恵は正面と、それぞれデジカメを構え、三方から詩織の姿を撮っていた。
また、朝日奈夕子もビデオカメラを手にし、これから行われる、詩織と直人が交わるシーンの撮影の準備をしていた。

「みんなやめて!…こんな格好…撮らないで…」
詩織は叫びながら哀願する。
「恥ずかしがることないですよ…詩織さん!」
見晴がニッコリしながら言った。

(一体ナオくんはどのようにしてみんなをこんなふうにおかしくしちゃったの?)
詩織は不気味だった。

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