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堕ちる夜一
官能リレー小説 - 二次創作

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堕ちる夜一 4

謎の男「ふむ、やはり吸収力は絶頂の瞬間が一番良いようですね。浴びた媚薬の量からして既に絶頂させ続けるのもそう難しい話でも無いでしょうし……
あなたはどうです。イキたいですか?イキたく無いですか?」
不用意に近づいた謎の男の顔面に夜一が唾を吐きかける。
もう欲情を隠すため声すら出せないながら精一杯好戦的な視線を男に向け、折れかけた心を支えようとするが……
謎の男「なるほど、精神耐久性はこちらの予測以上。
これなら新型の実験も出来そうですね」
怒るどころか、見慣れた反応を示すビーカーの中身を眺めるような平静な口調と視線のまま、謎の男が指を鳴らす。
すると天井から新たに青い触手が現れた。それは先端から闇に紛れて見えない根元までびっしりブラシのような細かい繊毛が生えた物で有った。
夜一の股に食い込むように身をもたげた触手を前に男が事務的に説明を始める。
謎の男「青い触手は超高速振動能力を持たせ、更に表面から治癒力を持つ液体を分泌し対象の皮膚を回復させ、途中で皮膚が擦り切れる心配も無いようにして有ります。
また触手自身の耐久性柔軟性も高くこちらが切れる事も無いでしょう」
夜一「?そんな物で何を……
ひいいいいいい!?」
夜一の質問への答えはこれだと言わんばかりに股に食い込んだ触手が振動を開始した。
電マ責め。と言うプレイが存在する。その強烈さたるや、プロのAV女優すら失神し、もうやりたくないと発言する者も居るほどで有る。
いわんや体を敏感に作り替えられた状態で、それをポッチリ浮いた突起から尻まで股関全体に実行されたらどうなるか?
夜一「おごああああ!んぎ!うがはああ!や!やめ!やめええええ!」
それは快楽責めと言う生易しいものではなく拷問と言うべきものだった。
当然他の触手も動かぬハズも無く。紫の触手は夜一の体を下に引っ張り、高速振動しながら前後に動く触手が更に深く食い込むようにし、緑の触手は股関に粘液の集中放火を浴びせ。
白い触手は乳責めを再開し夜一の霊力を容赦なく吸収して行った。
夜一「おごああああ!ぐあああ!」
口を閉じる暇も無くダラダラと涎を垂らしながら悲鳴や絶叫のような声を響かせる。
それは或いは物言わぬ醜悪な怪物に蹂躙される快感を少しでも紛らわせる為だったのかも知れない。
が、それもただ執拗に夜一をなぶる触手の責めには焼け石に水で有り、ついに全身が痙攣しながら目が焦点を結ばなくなり、昇天の時を迎えようとする……が
謎の男「止めろ」
イカされ続ける夜一を無感情に観察していた男が合図を送り、触手達の動きが彫像か石のように停止する。
それも当然で有る。男の目的は女の死神から霊力を搾り取るには何が有効かを調べる事で有り、それには夜一に壊れて貰っては不都合だからだ。
夜一「ひ……ひ……」
ぬちゃりという音と共に白い触手が一旦離れる。
もはや強がりを吐く余裕すら無く、ぜいぜいと荒い呼吸を繰り返す夜一を尻目に、男は白い触手に溜まった霊力を計測し記録する。
夜一は死神の中でも指折りの実力者で有る、当然体力や回復力も優れている為、不幸な事にしばらく休めば持ち直してしまう。

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