「やんッ・・・戦人さん・・・」
「ゴメンゴメン・・・でも、窮屈そうだったからさ」
冗談めかせてそう言うと、紗音ちゃんは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「冗談だよ。本当は直に触れてみたくなったんだ・・・紗音ちゃんのオッパイに」
「・・・戦人さんのエッチ・・・」
仰向けに寝ているというのに、重力に逆らって自らの存在を誇示している乳房を両手で揉みし抱く。
俺の手の平の中で意のままに形を変える柔らかさと、指先を押し返す豊かな弾力。その心地良い感触に俺は夢中になって彼女の乳房を愛撫し続けた。
「んっ・・・ハァ・・・ハァ・・・はぅっ・・・」
気が付けば乳房の頂点で桜色の小さな突起が硬く尖り、紗音ちゃんの口からは甘い吐息が漏れ始めている。
「やぁ・・・そんなに乳首苛めないで下さい・・・あっ、あぁ・・・んんっ！」
そんな風にお願いされると、俺としては余計に苛めたくなる。いや、もちろん苛めている心算など無いのだが、それだけ感度の良い彼女の乳房は俺を夢中にさせる。
片方の乳房を指先で乳首を摘むように弄びつつ、もう片方の乳房には俺の唇が吸い付き、尖らせた乳首を舌先で弄ぶように口内で転がす。
両方の乳首を異なる刺激で襲われて、紗音ちゃんの体はすっかり目覚めてしまったようだ。
「ハァ・・・ハァ・・・んっ・・・んくぅ・・・ふぁああん！」
乳首への愛撫に打ち震えながら、紗音ちゃんは無意識のうちに太腿を擦り合わせている。
その事に気付いた俺は空いている手を伸ばして、彼女の太腿の外側を優しく撫でた。
「んふぅ・・・あぁ・・・あん！」
そしてその手をそのまま太腿の内側へと滑り込ませ、内腿を優しく撫でながらゆっくりと脚の付け根の方へと進めていく。
すると紗音ちゃんの両脚に力が入り、彼女の太腿が俺の手を挟み込んでそこから先へ進むのを妨げた。
「紗音ちゃん、力を抜いて」
「ご、ごめんなさい戦人さん・・・私・・・初めてなんです・・・だから・・・」
どうやら、紗音ちゃんと譲二兄貴はまだプラトニックな関係だったようだ。
俺は少し驚いたが、彼女の始めての男になれるのは純粋に嬉しかった。
「大丈夫だよ、安心して俺に任せな」
そう言って彼女の額にキスすると、紗音ちゃんは小さく頷いて脚の力を少しだけ緩める。
拘束を解かれた俺の手は、再び彼女の太腿の内側を滑るように進んでいく。
やがて俺の指先は、薄い布地に覆われた彼女の処女地へと辿り着いた。
「あっ・・・ダメ・・・恥ずかしい・・・」
手で軽く触れてみると、そこはもう既に、布地から染み出すほど濡れていた。
それを俺に知られるのが恥ずかしかったのだろう、紗音ちゃんは両手で顔を覆ってしまう。
「どうして恥ずかしがるんだい？俺は凄く嬉しいよ、紗音ちゃんがこんなに感じてくれるなんて」
「で、でも、でも、私・・・」
俺は下着の生地の上から、濡れたヴァギナを指先でそっと擦る。
すると紗音ちゃんの体が小さく跳ね、顔を覆っていた両手を離し、その両手で俺の頭を抱くようにしがみ付いて来た。