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うみねこのなく頃に バトシャノ
官能リレー小説 - 二次創作

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うみねこのなく頃に バトシャノ 2

「戦人さん・・・私・・・」
「俺と同じ気持ちだって・・・信じていいよね?」
紗音ちゃんは少し照れたような表情で小さく頷き、俺の視線を避けるようにして俯いた。俺はその肩を抱き締めるようにしながら、俯いている彼女の顔を覗き込む。彼女の瞳を見れば、もう何も言葉は必要ない事が分かった。
「紗音ちゃん・・・」
ただ彼女の名前を呼び、そっと優しく口付けする。俺の腕の中で紗音ちゃんの身体は、緊張のため少し震えていた。
最初は優しく唇が触れるだけのキス。それを一度だけではなく、二度、三度と繰り返し、紗音ちゃんの緊張が解れていくのを待つ。
「・・・んん・・・」
やがて紗音ちゃんも積極的に俺の唇を受け入れるようになり、柔らかな唇が僅かに開かれ、舌先がほんの少しだけ顔を覗かせた。俺はそこへ自分の舌を潜り込ませ、強引に彼女の舌に絡ませていく。
「んっ、んんん・・・」
一瞬驚いたように目を見開いた紗音ちゃんだったが、けして嫌がっているような素振りはない。すぐに再び目を閉じると、俺の舌に積極的に応え始めた。
唾液を交換しながら激しく舌を絡ませあい、時には彼女の口腔を舌先で刺激する。お互いの気持ちが溢れたキスを、俺と紗音ちゃんはいつまでも続けた。
「んふぅ・・・戦人さん・・・」
ようやく俺が彼女の愛らしい唇と舌を解放する頃には、その表情はキスの快感にすっかり蕩け切っていた。
俺を見つめる瞳も潤んで揺れ、その頬はすっかり上気している。
「紗音ちゃん・・・本当に俺でいいんだよね?」
「はい・・・」
紗音ちゃんの返事に躊躇いは感じられなかった。
もちろん俺の気持ちは既に決まっている。今はとにかく紗音ちゃんの事だけを愛しく感じていた。
俺は彼女をベッドへと押し倒すように寝かせると、丁寧に服を脱がせていく。
病院のパジャマは世話をし易いよう簡単に服を着せ替えられる構造になっているのか、ベッドの上に横たわる紗音ちゃんは、瞬く間に俺の手によって下着姿にされてしまう。
「私・・・スタイル良くないから・・・恥ずかしいです・・・」
「そんな事ないよ」
もちろんお世辞などではない。
確かに肉付きは良い方だと思うが、それは太っているというよりも、むしろグラマラスという言葉が似合いそうな体格だ。
それに何より間近で見るとその胸の大きさは良くここまで育ったものだと驚かされる。
俺が余りにも無神経な視線でジロジロ見ていたので、紗音ちゃんは恥ずかしそうに身体をくねらせた。
「あ、ゴメン・・・でも、凄く綺麗だと思うし、とても魅力的だよ」
「そんな事・・・ありません」
どうやら謙遜しているのではなく、紗音ちゃんは本気で自分のスタイルにコンプレックスを持っているようだ。
だが、世間一般的に言って、紗音ちゃんのスタイルは間違いなく抜きん出ている。
この美しい肉体が、今から自分のものになる事に俺は興奮を隠せなかった。
「本当に綺麗だよ紗音ちゃん」
俺は手を伸ばし、下着の上から乳房に触れると、彼女の胸の感触と弾力を確かめながらゆっくりと揉んでみた。
「ば、戦人さん・・・あぁ・・・」
それだけで紗音ちゃんは小さな喘ぎ声を上げ、ビクンッと身体を震わせる。
どうやら彼女の体は俺が思う以上に敏感なようだ。
俺はもう辛抱堪らず、ブラジャーのホックを外して彼女の胸を露出させた。

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