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Anatomy
官能リレー小説 - 二次創作

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Anatomy 10

そして準備に取り掛かる土萠と助手、まずはムーンの胴体を、専用のタオルで綺麗にふき始める。とくに
体液による汚れの酷い太ももや股間部は重点的にふきとる。股間部を拭く際には強く刺激させることで再び愛液を分泌させてしまっては元も子もないので、優しくそっと拭き取った。
「服は脱がさないのですか?」
「絵になりそうだからこのままでいこう!」
コスチュームはそのまま(ただしスカートとショーツは取り去り済み)
全身を拭き終ると、土萠は手術用手袋とマスクをした。助手もそれに倣う。

「痛覚を遮断、その他は正常通りリンクさせ続けます」
助手は、神経系統を制御する機器を操作した。
土萠はムーンの太ももを少しつよく抓ってみた。
「痛いかね?」
「ううん、痛くない」
痛覚は遮断されたようだ。
「ならこちらは?」
そういってコスチューム越しに乳首をやさしく摘まんでみた。
「!」
こちらの方は正常のようだ。
「よし、ではこれより「セーラームーン解剖実演」を行う!」
寶かに宣言する土萠。
「まずは上腹部切開から・・・」
そう言ってムーンのコスチュームを下乳が見えるくらいまでずり上げる。そして鋭いメスの先を押し当てていった。徐々に切り裂かれていく皮膚。それにも拘らずムーンの脳には一切の痛みが伝わってこない。代わりに何かが接触しているような感覚だけが伝わってくる。
「なんだか、変な感じ・・・」
「私の造った『神経フィルター』は完璧だ、特定の感覚のみを遮断したり、また感度を調整させることができる、もちろん膣内部を弄った際の快感のレベルもな」
ある程度傷を入れ終えると、鉗子を使い切り裂かれた皮膚を広げた。
「ほら、大腸だ」
そういってチューブ状のものをそっと摘まみ、ムーンが見える位置まで持ち上げた。まじまじとそれを見つめるムーン。
土萠は大腸をそっと摘まむと中に何かが詰まっているのを確認した。
「ウサギ君、君は最近便秘気味のようだね?腸の中に便が残っているようだ、せっかくだから摘出してみよう」
そう言ってメスを大腸にあてがい、穴を空けた。周囲には臓物の匂いに加え、排せつ物の匂いが充満する。
土萠は手を突っ込むと、中に溜まった物体を抜き出した。

「ほら、君の大腸に溜まった便だ」
茶色く、異臭を放つそれを、生首のムーンにも見えるような高さに持ってきた。
「は…恥ずかしい・・・」
自分の便を晒されたことの羞恥心から、歯をギチギチと鳴らすムーン。
「恥ずかしいもなにも、排せつは全ての動物にとって必然ともいえる行為さ」
そう言って土萠は摘出した便を、サンプルを入れるための透明な袋に入れた。
「そうそう、因みにだ、よく子供向けの『ひとのからだ』みたいな教育本なんかでは、『うんちは人が食べて腸の中でのこったもの』みたいな記述があっただろう?実の所、大便は水分を除けば殆どが腸壁細胞の死骸、つまり腸の『垢』みたいなものだよ。食べ物の残骸などほんの数パーセントあるかないかに過ぎん」
とうんちくを垂れる土萠、うんちだけに・・・。
「つまり極論すれば、『浣腸』も『耳かき』みたいなものさ、はははは!!」

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