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Anatomy
官能リレー小説 - 二次創作

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Anatomy 11

土萠は再び腹部をまさぐると、大腸を外へ引きずり出す。そしてメスを手にすると・・・
「あ・・・なに・・・を」
驚くべきことに、大腸を完全に切除したのだった。切り取ったそれを大事そうにさわりつつ、近くにあった瓶の中へと入れた。明らかにホルマリン漬けだ。
「臓物を切りだしてしまったら元に戻すと言う約束を破ることだと思うかね?ちゃんとこちらにも考えはあるんだ、心配はしなくていい」
そういって解剖を続行する土萠。その後も腎臓、肝臓など重要な臓器を摘出していき次々に瓶に詰めていく。
小腸の時などは、助手のカオリナイトがその一部の中にガーゼを詰めて両端を縛り「ソーセージ〜」などと言ってふざけたため、さすがに土萠が止めた。

今、土萠が手にしているのは摘出したばかりのムーンの胃だ。
「手下のロボットたちが直前までよこしていた情報によれば、君が最後に食事をしたのは2時間ほど前、そして食べたものは○ックのハンバーガとのことだ」
そう言って彼はメスを、ムーンの胃に突き立てた。徐々に胃の表面が切り裂かれ、中から胃液と内容物がはみ出してくる。
「ふむ、やはりな」
胃袋を完全に切り裂き、まるでポテトチップスの袋を展開するかのように広げてしまう。
中に入っていたのは消化されかけ、どろどろになったハンバーガーの残骸だった。
「ウサギ君、若い子はジャンクフードが好きだし、楽に済むのは解るがね、こういうものばかり食べ続けるのは体にもよろしくないぞ?」
呆然と自身の『解体』の様子を見続けるムーンの生首に向かって、土萠は説教した。
「さて、そろそろ下の方に行くか、カオリナイト君、彼女の足を広げてくれ」
「かしこまりました」
そういってカオリナイトはムーンの両足の太ももを掴み、左右に広げた。
「では、下腹部の切開をはじめる」
こんどは下腹部にメスをあて、切り裂いていく土萠
「さて見えるかね?これが膀胱、つまり尿を貯める所だ」
丁寧な手さばきでその袋を切り取る。切り取った膀胱をそっと皿の上に乗せると、中から黄色い尿が少し漏れ出し、辺りに刺激臭をまき散らした。先ほどの膣への愛撫の際、愛液と共に失禁もしていたため中にはそれほど残ってはいなかったようだ。
「そしてもっと奥まで進んでいくと・・・」
土萠は手先を器用に使いながら奥のほうをまさぐる。
「あったぞ!これが子宮だ」
歓喜の声を上げる土萠。
「素晴らしい、女性の解剖は大学時代の実習以来だが、いつ見ても神秘的だ。これこそが人類を代々受け継がせる役目を担う女性のみが持つ、次の命をはぐくむための器官・・・」
そして隣にある卵巣にもそっと触れる。
そして「卵巣、生命の種を作り出す器官」
メスを手にし、両方とも切り取る。切り取った卵巣を、今度はホルマリン漬けではなく培養液の入ったカプセルに封じた。
「これは冷凍保存だ」
「かしこまりました」
助手は近くにあった冷凍保管装置に、そのカプセルを入れた。

「さて、いよいよ子宮だ・・・」
土萠は子宮表面にメスをあて、さっと切り裂いた。ぽっかりと穴があく子宮。
土萠はメスを起き、手袋を外す。そして指をその穴から突っ込んだ。そのまま子宮から逆行するように指をぐいぐいと押し、膣まで推し進めた。そしてポルチオやGスポットを探し出すと、そこを重点的に摩り始めた。
「あ・・・あ・・・ああ・・・・ああ・・・」
再び快感が、身体から離れているムーンの脳へと伝達される。
「『入口』からではなくなく、『内側』から指を挿入され愛撫される、こんな貴重な体験が出来たのは恐らく君が初めてだろう!」
ムーンの割れ目からじんわりと愛液が漏れ始めた。解剖されているため、血の色も交じっている。
「もっと先に!」
そう言って土萠は指をさらに押し進める。そしてついに愛液塗れになった指先が、ムーンの割れ目からにょきっと姿を現した。そのまま手首を動かし、膣全体に刺激を与える。
「さて、ここも調べよう」
空いた方の手で、セーラームーンのクリトリスを摘まみ、クリクリと刺激し始めた。




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