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Anatomy
官能リレー小説 - 二次創作

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Anatomy 6

カオリナイト「待ってください!せっかくAV女優を襲うんですからダイモーンを利用してピュアな心の結晶を抜き取ってみては?光線をダイモーンが放った時のAV女優はさぞ官能的に啼くと思いますよ!その姿を見てセーラームーンもきっと何かを感じるはず…」
「ふむ、例えば事故などで手足を切断した人間は、まれに存在しなくなったはずの手足の感覚や痛みを感じることがある、つまり存在しない身体の感覚を脳内で幻覚として構築するということだろうな。いまは生首のうさぎ君だが、官能的な情景を目にすることで、本来遮断されているはずの身体の感覚を感じるかもしれないということ、もちろん性的な感触も・・・、解剖の前の予備実習としてはとても面白そうだ!」
土萠は実験室の隣にある物置へ飛び込んでいった。
「あったあった!これを使うのは久しいな!」
そう言って再び現れた土萠の手に握られていたのは、脳波計の様な装置だった。
「これは私が去年作成した『神経スキャナー』だ、これを使えば脳のどの部分が活発になっているか、脳血流を図るよりも正確に計測できる!」
土萠はムーンの首の前に来ると、その目を見て言った。
「ウサギ君、すまないが、これを付けるときは少し痛く感じるだろう、我慢してもらえないかな?」
「何をする気なのよ!?」
土萠は申し訳なさそうに、片手に持ったものをムーンの目の前に持ってきた。それを見たムーンは唖然とする。
「あ・・・・」
それは、5mmほどはあると思われる梁だった。その後端にはケーブルが伸びており、土萠が製作した装置に繋がっている。
「これを使用するにはどうしても脳と直接接続しなきゃならない、だが心配しなくてもいい、私はプロだ!」
「い・・・い・・・いや・・・・」
「痛みは一瞬!すぐに気持ちよくなるぞ!」
土萠は針を持った腕を振りかぶる。
「やめてえええええええええええええええ!!!!!!!!」
ムーンが絶叫すると同時に、接続針が彼女の額に突き立てられた。
「・・・・・!!!!」
一瞬白目をむき、だらりと舌を垂らすムーン。
「晒し首にはこういう『アへ顔』がお似合いだわ・・・」
「その昔、藤原の泰衡が晒し首になったとき、五寸釘を額に打ち付けられたとか・・・」
「うー、想像しただけで痛そうですわね」
やがて、こわばった顔から無表情になるムーン。
「ウサギ君?うさぎ君?聞こえるかね?」
両手でムーンの頬を揉みながら呼びかける土萠
「・・・・アタシ、生きてる!?」
「気が付いたようだな、その様子なら脳に損傷は無かったようだ、流石私の腕だ!」
「ホント、先生は正真正銘のプロですわ」
土萠は装置のスイッチを入れる。
「よし、スキャニングは正常に行われている、さっそく実験と行こうか!」
そう言ってムーンの頭をAV女優の方へと向けた。

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