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Anatomy
官能リレー小説 - 二次創作

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Anatomy 14

再び、ムーンの脳には、膣を触られる感触が伝わってきた。
「さあ、これから毎日マッサージをしてあげるからな!楽しみにしてくれよ!!」
キュッキュッと指を優しく動かしながら叫ぶ土萠。
「あ・・・あ・・・あ・・・あ・・・いい!!いい!!気持ちいい!!」
土萠によるムーンの『膣(だけの)マッサージ』はこの先ひと月の間続くことになる。


そしておよそ一か月後・・・

「セーラームーンが行方不明になってからひと月がたつわ」
「やはり全員がそろって乗り込むべきだった」
そう言って廃墟のまえに立っているのは他のセーラー戦士。
「情報が正しいなら、きっとムーンはここに捕えられてるはず!」
「うさぎちゃん、無事かな…」
「行くわよ!仲間を助けに!」
四人のセーラー戦士たちは次々に廃墟へと飛び込んでいく



「廃墟の割には、設備が新しそうですわね・・・」
廃墟内を進みながら、セーラーマーズは呟く。
「これ、薄暗くて見えないけど、これなんだか大きな瓶みたい、しかも沢山、小さいのもあるわね・・・」
「レイ、あかりを付けてもらえる?」
炎を司るマーズは、指先から小さな炎を出し、その瓶群を照らした。そしてその中に封じられていたものを観て驚愕する。
「うそ!!うそでしょ!?」
「そんな・・・うさぎちゃん・・・」
バラバラに切り裂かれた少女と思しき肉片と内臓、それらがラベルを張られ瓶の中に封入されていた。
そしてその中の胸部には、紛れもないセーラームーンのコスチュームの残骸が纏われたままであり、その他にブーツ、手袋等が付けられたまま、体の部位が封入されている。ただ、どういうわけか下半身のみが曝け出しで保存されていた。
「う・・・おえええええ・・・・」
「げええええ!!!」
あまりのグロテスクさに耐えかねてジュピターとヴィーナスが嘔吐する。マーズとマーキュリーは口を押えつつもなんとかこらえた。


「惨い・・・どうして・・・」
「ゆるせない・・・ぜったいにゆるさない!!」
その時、サンプル保管室の隣から叫び声、いや、喘ぎ声が聞こえてきた。
「ウサギちゃん・・・?」
「いま、声が聞こえなかった?」
「でも、うさぎはこの通りバラバラに・・・」
その時マーキュリーが疑問を口にした。
「首だけ無いわ!」
「まさか・・・」
瞬時に想像する。相手はマッドサイエンティストこと土萠創一だ。だとしたら・・・。
「惨い・・・」
それは想像するだけでもおぞましいことである。だが逆に言えばまだムーンを救える希望は微かに残されているということでもある。
「考えてる時間は無いわ!!」
四人は揃って、喘ぎ声のする部屋へと飛び込んだ。
「土萠創一!!そこまでよ!私たちの仲間をかえしてもら・・・」
飛び込んだ先の部屋で起こっていたことを目撃した四人は言葉を失った。

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