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Anatomy
官能リレー小説 - 二次創作

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Anatomy 12

「ひゃっあ・・・あ・・・ああん・・・あ・・・あ・・・」
「気持ちいいかね?」
「うん!こんなに気持ちいいの、生まれて初めてえ!」
膣とクリトリスを同時に責められる快楽に溺れるムーン。
「実の所わたしも、年若い娘の身体を解剖するのがかねてからの夢だったのだ!大学時代に初めて解剖実習を行った際、検体がたまたま年若い女性だった、それ以降私は女体に魅せられたのだ!」
まさにマッドサイエンティスト、考えることが違った。
「いやしかし、この感触は本当に溜まらん!!」
キュウキュウと指先を締め付けてくる膣の感触を堪能する。

「さて、約束だったな、様々なサンプルおよびデータを取らせてもらったお礼に、この軟膏を膣に塗ってあげよう、もちろん優しく塗ってあげるよ」
そう言って軟膏の入った小瓶をだす。それを見たムーンはうれしそうな表情を見せた。
「ただ、一つきみに言っておかなくてはならない事がある、君の『もともと』の肉体で味わう快楽はこれが最後となる、と言う事だ・・・」
「どういうこと?」
土萠はムーンの胴体の太ももを撫でながら言った。
「この肉体はこれまでの解剖で限界が来ている、臓器もほとんど摘出してしまっていてこの状態での生命維持は困難だ。だからこれはさらに解体して、全てサンプルにさせてもらおうと考えている」
「そんな・・・!!」
つまり、自分は死ぬまでチューブにつなげられた生首の姿で生き続けなくてはならないのか・・・。
「嘘つき!!なにが約束よ!!この変態!!」
ムーンは涙を流しながら罵り始めた。
「だが良く聞くんだ!!私は遺伝工学の権威、つまり天才科学者だ!!サンプルさえあれば君の胴体など幾らでもクローン再生できる!」
そう言って最初に採取した愛液の封じられたアンプルを見せながら自信満々に言う。それを聞いたムーンの表情が明るくなった。
「だが君の今の脳はそれしかない、クローンには心を受け継がせることはできん。それは代えの効かん貴重なものだ、だからこそ君の頭部は大事に残したのだ」
「・・・」
「黙っていてすまない、だがそう言う形で約束は守ろうとは考えていた、どうかわかってくれ・・・」
暫く無言のままだったが、やがてムーンは口を開いた。
「ええ、わかったわ」
「では、約束通り、思う存分に快楽を味わってくれたまえ・・・」
そう言って軟膏のふたを開ける土萠。
指に軟膏を塗り付け、そっとムーンの膣へと挿入した。
ヌリヌリヌリ
先ほどと同じように、優しい手つきで膣内をマッサージする土萠。
「うふ、ふふふ、ひゃん!ああ!ふふふ!!」
良い感じに軟膏が潤滑油となり、指の動きがスムーズになる。
「怒っているかね?」
「ううん、だってこんなに・・・ひゃん!・・・くすぐったくて・・・あ!・・・きもち・・・いいんだもん・・・」
「感度を上げようか?」
「いい、これくらいがいいの・・・」
「強すぎる刺激よりも、これくらいがいちばんか・・・」
そのまま膣のマッサージを続ける土萠。割れ目と指の隙間から、恐らくこの肉体では最後の分泌となるであろう愛液が滴り落ちた。

「さあ、終了だ・・・」
指を抜き、股間をふき取ってやる。うっとりとした表情でムーンは目を閉じていた。

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