PiPi's World 投稿小説

MATRIX/Anomaly
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 7
 9
の最後へ

MATRIX/Anomaly 9

焦らされているのはわかるが、目の前でオナニーしだした女は初めてだ。
オナニーと俺が与える快感とは質がちがう。そんなことでは満足できるはずがない。
それでも、彼女は自分のクリトリスをまさぐり、その同じ勢いで俺の勃起を扱きまくる。
「おいおい、手を離せよ。そんなに扱かれたら出ちゃうだろう」
「いきそうなのにいけないよぉ、あぅっ、んんっ、あ、ああっ、どうしてなのぉ」
涙目で身悶えている彼女の手を俺の勃起から離させて、仰向けにして両脚を開かせた。
「男にここを弄られるのは嫌だって言ってたよな。なんでだ?」
「だっていかされたら恥ずかしいから。ねぇ、あまり見ないで」
俺はオナニーでほぐれた彼女の陰花を見つめた。そして今度は俺が這いつくばって彼女のわれ目を舐めてやることにした。
「あ、ああぁっ、だめぇ、舐めちゃだめぇ、あぅっ、ああぁっ、んっ、あぁん!」
舌先で彼女のクリトリスを転がすように舐めまわす。自分でオナニーするよりも激しい快感が溢れ出してくるのが彼女はわかったらしい。刺激を求めて腰をくねらせてくる。
「……ほしければ俺にねだってみろよ。求めよ、されば与えられん、って聖書にも書いてあるぜ」
「うぅっ……おねがい……れて」
「はっきり言わないとわからないな」
「お願い、入れてっ」
「何をどこに入れるんだ?」
「沙織のおまんこに、おちんちんを入れて……」
彼女は泣きながら懇願した。
「いいんだな?」
彼女がうなづいた。俺は身を起こして彼女の上にかぶさるように抱きついた。彼女も俺に抱きつく。
お互いやりたいと思っていて、欲情と興奮が混ざりあったことを伝え合う行為。これがセックスだ。ただ突っ込んだりするのは俺の趣味じゃない。ただ出すだけなら人体を使ったオナニーみたいなものだ。
「沙織のおまんこ、さっきより濡れて俺のを締めつけてきて気持ちいいぞ」
俺はそう言いながらゆっくりと腰を揺らした。激しくピストン運動すると援交女子の沙織が快感が強すぎて壊れてしまうかもしれない。
十回突き入れて沙織が軽くイクように調整したつもりなのに、五回突き入れるたびに沙織はイク。セックスの相性がいいのだろう。
「ああぁっ、すごいよぉ、気持ち良すぎてまたいっちゃうよぉ、ああぁっ、んああぁっ、お願いもっと強く抱きしめて……ああぁぁぁっっ!!」
沙織はぶるっと震えながら背中を弓なりに反らした。俺はその体を抱きしめてやった。
俺はゆっくりと腰を揺らすのと、中断してじっとしているのを繰り返す。痛がる処女とセックスしているような感じが近いかもしれない。
腰を揺らさなくても、沙織のおまんこの中は俺の性器を搾り取るように締めつけたり、からみついてくるような感じで気持ちいい。
俺の性器からきっと先走りのぬめりが出て、沙織の愛液と混ざり合っているはずだ。
「沙織、イキまくれ!」
俺はゆっくり腰を揺らすのを止めて素早く五回突き入れて、動きを止める動きにした。
「ひゃあぁぁん、ああぁんっ、あぁっ、イクっ、イッちゃうぅっ、あぁん、あっ、あぁっ!!!」
俺は中出しせずに射精寸前で性器を沙織の中から抜くと下腹のあたりに白濁した精液をぶちまげた。
沙織はそれでも絶頂して蕩けきったあへ顔でびくびくっと内股を痙攣させていた。
俺が身を起こして沙織のそばで寝そべって待った。しばらくすると、絶頂の余韻がおさまってきた沙織は「中に出さなかったんだ」とつぶやくように言った。
「ゴムつけてほしいってことは中出しされたくなかったんだろう?」
「うん。でも、気持ち良すぎていつおまんこから抜いたかわからなかったよ。てっきり中に出したと思った」
「なんだ。中に出してよかったのか」

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す