こち亀・イレカワールくんの恐怖! 2
そして驚く中川を尻目に、派出所を飛び出した!
「こけーこっこっこ!!」
両足をジタバタさせ、半裸でダッシュ!股間も丸出し、尻肉が少なければ、肛門でさえ丸見えだっただろう。
「れ、麗子さん…」
中川は呆然と立ち尽くす。
その頃、ニワトリになった麗子は、ネコに襲われ逃げ回りながら派出所を目指していた。
「なんでこんなことになるのよーーー!!」
そこに、麗子が!ぶつかる両者!
「きゃあっ!」
「こけ!!」
その拍子に、イレカワールくんが取れ、二人は元の体に戻りましたとさ。
「終われないわよ!こんな格好でどうすればいいの!!」
中川「麗子さん大丈夫ですか」
派出所を飛び出した麗子を追って中川が現れた
「スカートもって来ましたよ」
「あ、ありがとう」
なんとか人にも見つからず事なきをえた・・・のだが、イレカワールくんはまだ野放しなのであった・・
それから数日後、江崎に呼び出された両津
両津「なんだと? イレカワールくん? そういえばそんなのあったな」
江崎「ゴリラ君! 忘れてしまうとは何事かね!」
両津「まってろ、多分派出所の机の中だ」
江崎「許さん…くらえ! 麻酔ライフル!!」
両津「いでーーーーーっ!!てめえ頭に撃ちやがって!」
江崎「ひえ〜〜〜!!効かないとはさすが原始人ぎえー!」
両津「まったく、失礼な奴だ」
両津「ふぁ〜、すっげえ眠くなってきたな」
両津「ふぁ〜あ…」
このとき、両津の頭に、飛んできたイレカワールくんがくっついた
麗子「ふう、今日も疲れたわ…肩もこったし」
さらに、なんの運命のいたずらか…麗子の服にも、イレカワールくんがついてしまっていたのである。さらにさらに、その日麗子のディナーの調味料には、江崎の発明の失敗作の薬、その名も精神不安定剤××くんが紛れ込んでいたのである(実は両津が適当に持ち出しており、超神田寿司の仕入れのときに市場にいたコックの荷物に入り、そのまま別の調味料と一緒にしまわれ、味が良かったため使われてしまった)。
そして次の日…なんの因果か、イレカワールくんは麗子の頭についていたのだった!!
両津「ん〜…んい? なんじゃこれ?」
ぼいんぼいんの胸。白い素肌。金色の髪…
両津「なんじゃら〜? ワシ麗子みたいじゃないかあああ…?」
両津と麗子が入れ替わった!!しかし、両津の体になった麗子は江崎の麻酔銃で三日は眠り続ける…!!