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女軍曹と新兵
官能リレー小説 - 戦争

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女軍曹と新兵 3

「……危ないところだった」
 女軍曹は官品のパンツをようやく引き上げた。グレーの色気もないパンツだが、実用性は高く地雷の衝撃にも耐える。
「おい二等兵、いい加減起きろ」
 肩を蹴飛ばされて、二等兵も目を覚ます。
「あれ……? 俺は……?」
「対人地雷だったら危なかったな。幸いなことにあれはガス地雷だ。まあ対人用ではあるが死ぬことはない」
「ガスって、なんのガスなんです?」
「催淫用だ。女性限定のな」
 そんなものがあるのだろうか。二等兵はその言葉を疑った。だが。
「いいからちんぽを出せ。私も強姦にしたくはない」
 女軍曹の股間はすっかり濡れそぼっていて、グレーのパンツの中央……クロッチの部分が濃いグレーに変色していた。
「ど、どういうことです。ぼくはまだ童貞だ。郷里には婚約者もいる。軍曹殿に捧げるつもりはまったくありません」
「リア充かよクソが。ああいや、そういうな二等兵。いいだろう、報告書では和姦だったことにしておいてやる」
「無理です」
 だが抵抗は無意味だった。次の瞬間、二等兵は女軍曹に馬乗りされていた。
「うわあ!なんで僕は裸なんです?」
「はあ……はあ……私が脱がせたからだろう、野暮なことを聞くな」
息が荒い。いまだ会話など交わしているが女軍曹は完全に発情しているのだ。
女軍曹はまだその上半身の着衣を乱してはいない。しかし下半身はそうではなかった。すっかり張り付いて割れ目のディテールも露わなパンツが二等兵の盛り上がりつつある股間に圧し掛かっている。
「はあ、はあ……二等兵、童貞といったな」
「はい。そうなんです勘弁してください」
「安心しろ。私も処女だ」
何を安心しろというのか。いよいよ二等兵の純潔も風前の灯となった。


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