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兵隊制度
官能リレー小説 - 戦争

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兵隊制度 9

二人はエスケープ通路を通り抜け、空軍基地が見渡せる丘に上がった途端に閃光が空を覆い尽くした。ファトン鉱石を高濃縮練成した爆弾が使用されたのだ。
「やりやがったか……首都の連中は」
カウスは忌々しく舌打ちし空には巨大なキノコの様な雲が出来る。
「先輩!奴です!」
二人は先程の化物が巨大なコウモリに見えた……。


その日の夜、首都にある国立寄宿学園周辺は封鎖された。報道では立て籠もり事件となっているが二人は思う。
「アイツかもしれないな」
空軍基地に合流しとりあえず持っている記録を基地司令に出し、遅めの夕食を取っていた。
「どうなるんですか?」
「とりあえず次の配備先が決まるまではここの警備任務だろうね」
カウスは平然と言う。あんな配備先から出られた事には感謝したい。



国立寄宿舎学園を制圧したルクスは沸き上がる本能に赴くまま生徒を犯す。目の前に居るのは12歳位の少女は異形となったルクスにしがみ付きペ○スを下の口に加えこんでいた。数時間前はセックスを知らない初心な子ですら夢中にさせている。妊兵施設の事は知っているしありったけの火器を投入して来る。ルクスは仲間を欲し、それを実行しているのだ。
成長しきってなく、まだ妊兵となる前の少女の方が自分と同一個体へとなり易いと本能的に分かっていた。少年らも肛門にペ○スをねじ込みエキスを注入する事でルクスと全く同じ姿になりそして彼らは人間を犯していく。大人の男性は狩られ生きた餌にされている。手足を食いちぎられた後にルクスの手により牝個体化された女性教師や生徒の母乳や排泄物を捩じ込ませて太らせて解体させられる運命になる。

首都にある軍参謀本部は“ヴァルファクター”と名称を付けて公表した。程なくしてカリマ公国では全く手が打てないと判明し敵対している大国はヴェルファクター殲滅を口実にカリマ公国に介入する事になり、他の国々も対ヴァルファクターの名目でカリマ公国や隣接する国に展開した。その頃にはカリマ公国首都は完全に政府機能を第二の都市に振り分ける事実上の遷都になっていた。
ヴァルファクターの増加は寄宿舎学園を起点に徐々に広がり国立妊兵研究所がヴァルファクターの巣窟になり、首都機能を遷すしか無かった。市民も地方へと疎開し余裕がある者は国外へと移住した。最早人間と言う種の存続すら危ぶむ声も出ている。
「そうか……君らの戦闘放棄行為に関しては不問にする」
新首都の参謀本部にカウスとリジスが礼装して軍首脳部直々の裁判になっていた。
「ありがとうございます」
「カウス一等曹長、君の行動でヴァルファクターの一報が出来たが……知っての通り未だに有効な手立てはない」
「将軍……」
「私はあの研究所自体バイオハザートリスクが高いと思っていたがここまで来ると我が国は……消滅する」
「「!!!」」
「先程国際共同機構はファトン鉱石の使用制限を採択、我が国が持つ研究資料も根こそぎ持って行かれたよ」
「……」
「二人には空軍基地での警備任務を継続してほしい……すまない」
「「御配慮感謝します」」
二人はそう告げて敬礼をする。

※※※※※※※※

「ああんっ!?あ、あ、あほぉおおお〜〜〜・・・っ!!」

同時刻、ヴァルファクターの巣と化した国立寄宿舎学園。
そこではオリジナルであるルクスに犯され、ヴァルファクターとなった女性教諭や生徒たちが獣のように交尾していた。
そう、それはSEXではない。交尾だ。
人間でなくなった彼らは、獣のように夢中でお互いを求めあう。
まるでヴァルファクターという種を殖やそうとするかのように。
食事と睡眠の時間以外、ほとんど休みなく交わり続けた結果、牝個体の胸と下腹部は大きく膨れ、胸からは母乳、股間からは子宮から逆流した精液をあふれさせている。
どうやら受精する前に、身体のほうがそれにふさわしい形に変化してしまったようだ。
だが注目すべき変化はそれだけではない。
メスを犯すオスの数が圧倒的に足りないのである。
これはどういうことなのか?もしかして繁殖に成功したのか?

「あぎぃっ!?ぎ、ぎあああぁぁぁああぁっ!!!!」

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