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ある兵士の日記
官能リレー小説 - 戦争

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ある兵士の日記 1

〜もう占領して3日目になる。今まで虐げられて来た地元民は毎日差し入れを持ってくる。それとは逆に今まで威張っていた入植者達は街の隅にやられていた。 ………略…
もう何日だろうか。掘っ建て小屋の兵舎の中にいると仲間の歓声が聞こえた。外に出るとトラックの荷台に顔が薄汚れた人が怯えた表情で乗っていた。ここのところの我が軍は略奪が流行っていた。祖国が負けた今入植者達は守る者がいないのだ。
無論我が軍も略奪を許した訳では無いがたまに形式的な左遷しか処分を下さなかった。 

荷台から突き落とされるようにして人が下ろされる。入植者達も必死で男に変装しているから短気な我が兵は性別を確認しないで連れてくるのだ。階級順に選ぶ。当然変装が甘い女から兵舎へと連れていかれる。私のような下士官には余りものだ。貰えない兵もいた。向こうで笑いがおこる。
女士官に笑われているのはAだった。Aの近くには裸の入植民の少年が震えていた。どうやら外したようだった。Aは少年を蹴り飛ばすと行ってしまった。残された少年は女士官達に可愛がられるのだろうか。
…………略………… 
我が軍は荒くれ集団である。稀に私の部隊のように女士官がいるが男より性格は悪かった。そんな部隊が占領した街は女だけでなく男も気が抜けないのだ。 荒くれ集団の玩具にされた入植民達は元いた避難民収容所に戻るのは少なかった。力尽きるまで弄ばれる者、悲観し死を選ぶ者、娼婦になるもの…
……………略………



私は久しぶりに女を選んだ。妻ある私は気乗りしなかったからだ。まあ選んだと言っても選ばないに等しい。適齢期の女、熟れた女の順で選ばれ結局余りものは少年と見分けがつかない幼いものばかりだ。私は少女を触りながら外れを引かないように注意した。自分の身を守るため男装の力の入れようは皆上手く適齢期の女でも触らないとわからない程だ

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