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特別慰安隊
官能リレー小説 - 戦争

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特別慰安隊 3

軍に志願した時は、戦場で傷つき、戦死することは覚悟していた。
だが、見知らぬ男の子を産むことなど想定外もいいとこだった。
だが目の前にいるアリサは、まるで当然のことのように受け入れている。
「貴方は平気なの、幾ら任務でも、父親知らずの子を妊娠するなんて理不尽すぎるわよ」

クリスにはアリサの態度はとても受け入れがたい、不可解なものだった。
だから失礼だとは思っても、聞かずにはいれなかった。
「はい!平気です!」
「そ…そう…」
何の臆面も無く言い放つアリサに、クリスはもうそれ以上何も言えなかった。
軍を辞めよう。こんなバカげた部隊に入る気は無いし、それを認める軍自体にも愛想が尽きた。軍を辞めたら国家議員に立候補しよう。そして軍事費削減と特慰隊廃止に残りの人生を捧げよう。クリスは内心密かに決意した。
しかし、辞めるにしてもまずは直属の上官…すなわち特慰隊の隊長に着任の報告をしなければ。
やがて二人は司令部の一角に設けられた特慰隊の詰め所に着いた。
「ここです」
アリサは扉を叩いて言った。
「隊長、新任のエルバート少尉をお連れしました」
「入って」
中から返事があり、二人は扉を開いた。クリスは目を疑った。そこには信じられない光景が広がっていたのだ。
「アァ〜ン!!突いて!突いて!もっと激しくぅ〜」
「当たってるのぉ〜!オチ○チン一番奥に当たってるのぉ〜!!」
「出してぇ!!中に出してぇ!!妊娠させてぇ!!」
部屋の中では数十人の若い男女が絡み合っていた。女は半分くらいが妊娠しているようだ。部屋全体が凄い熱気と臭気に満ちており、ただでさえ初めて男女の営みを目にしたクリスはクラクラした。
臨月腹を抱えた一人の女性が、大きな乳房をタプンタプンと揺らしながら近づいて来た。乳首の先からは母乳が垂れ流しになっている。
「初めまして、私が特別慰安隊隊長マリアナ・グランドール少佐よ」
「ク…クリス・エルバート少尉です」
「今、ちょうど第194歩兵部隊の皆さんが見えられてた所なの。一人でも人手が欲しかったのよ。良かったわ…皆さん!」
マリアナは部屋中に聞こえる大きな声で言った。
「こちらは本日から我が特慰隊に配属されたクリス・エルバート少尉です!たっぷり可愛がってあげてくださいな!」

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