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戦国相姦 ‐淀君と秀頼‐
官能リレー小説 - 時代物

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戦国相姦 ‐淀君と秀頼‐ 21

「ねえ、上様・・・。お目覚めくださいまし。」
ゆさゆさ・・・・
千姫のはちきれそうな巨乳が服の上から、秀頼の胸に当たって柔らかく揺れ擦れる。
みていた小姓は思わず意識してしまい、やや動揺している。
「ん・・・・」
呼び声と、胸の上の柔らかい感触と、体をゆする動きに、漸く秀頼も眼を覚ました。
秀頼が眼を開くと、眼前に妻の美少女顔が。
「うむ・・・・・・・お千ではないか。」
「お目覚めですか。上様。大野殿、片桐殿がお待ちですよ。」
千姫あくまで優しく語りかける。
「上様、修理亮殿と東市正殿(片桐且元)が大広間にて上様の御出座を待っておられます。」
「寝過したか。支度してすぐ参る故、二人にはそう伝えよ。」
言われた小姓は即座に大広間に戻って行った。
千姫と二人きりになった秀頼が大柄な体を起こし、立ち上がる。
「上様、今宵は・・・。」
少し恥ずかしげに千姫は言う。
「うむ。今宵は楽しもうぞ。誰か、我が小袖を。」
言った途端、腰元が服を持って入ってきた。
用意良く待っていたらしい腰元の手を借り、秀頼は小袖を纏う。
着替えの途中、股間が固くなっていたがどの道単なる朝立ちなので、無視して着替える秀頼。
「では上様、いってらっしゃいませ。」
「千よ、夜が楽しみだな。」
こうして秀頼は漸く大広間へ向かうのだったが・・・・
その途中のある部屋に、秀頼は入った。
「弥太、いるか。」
「はっ。」
気配も音もなく、弥太が現れた。
「弥太、そちは確か風魔の出であったな。」
「はっ。確かに拙者は風魔の者でござる。」
「密命じゃ。金に糸目はつけぬ故、風魔の生き残りのうち徳川に与していない者を洗いざらい連れてまいれ。忍びとして私が雇おう。但し徳川に気取られてはならぬぞ。」
秀頼の後ろには金銀や小判の入った木箱が多数置かれていた。
この当時、風魔忍者は伊豆などで帰農した者もいたが、江戸などで盗賊働きをしている者もいた。そうした者達を金でかき集めようというのだ。
「かしこまりました。これほどの金子を頂けますなら必ず。」
「頼んだぞ。」
弥太は忍びらしく姿を消し、秀頼も大広間へ向かった。
「そろそろ、徳川と戦う準備をせねばならぬな。」
秀頼は徳川との戦を始める準備を決めていた。

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