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戦国相姦 ‐淀君と秀頼‐
官能リレー小説 - 時代物

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戦国相姦 ‐淀君と秀頼‐ 1

またもや侍女のひとりが泣きながら淀君の所へと駆け込んできた。
侍女は秀頼の夜の相手をさせるために淀君が息子の相手として相応しいか目利きをした上で送り込んだのだが秀頼は一晩中、女に触れもしなかったという。
屈辱に感じた侍女は散々に淀君に不平を鳴らした。
淀君はため息をつく。
これで五回目の失敗だった…。
時は1607年、豊臣家に・秀頼に一日も早く跡継ぎが欲しいと願う淀君だった。
それから二日後、淀君は秀頼(お拾)を御前に呼んだ。「もうよい、そちらは下がっておれ。」
こうして淀君は侍女たちを下がらせ、淀君と秀頼は二人きりになった。
秀頼はいきなりひざまずくと土下座をした。
「母上、どうか身どもに女を差し向けられますな…!身どもは男になれませぬ!」
「お拾、なぜおまえは拒むのか!」
「嘗て戦国最強をうたわれた上杉謙信公は生涯、不犯を貫いたとか。 徳川の暴虐を跳ね返し、豊臣家を再び天下の主となさんが為、せめて軍神の誉れ高い謙信公の一端でもあやかろうと決意いたしておるのでございます。」

「しかし、謙信は姉に殊の外思いがあったそうな。そちは母を好いておるのか?」
「身どもにとって母上は唯一無二の御方。 なんで嫌いましょう。」

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