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戦国相姦 ‐淀君と秀頼‐
官能リレー小説 - 時代物

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戦国相姦 ‐淀君と秀頼‐ 20

はあ、はあ・・・
二人とも上気して、湯気をたてんばかりに汗をかいていた。思いっきり絶頂した証拠だ。
男根に貫かれたままのゆりの背中や頭を、秀頼は優しく撫でていた。
修業時代にはなかなか味わえなかった、満足感と心地よさと安らぎに包まれたゆり。
だが内心ではこうも思っていた。

 右大臣様、これほどの精力をお持ちとは・・・・。これでは万一大御所様と弓矢の沙汰となれば、数多くの息子や娘婿を参陣させて・・・・・大変なことに・・・そんなことになっては嫌・・・。

 
そうして二人は抱き合っていた。

秀頼は一度ゆりを横に寝かせてから、こう言った。
「素晴らしい夜だった。ありがとう。それとさや、痛くしてすまなかった。さて、そろそろ寝よう。一緒にな。ささ、布団に入るがよい。」
「はい。」
「かしこまりました。」
「もったいなきお言葉にございます。」
侍女たちは元通り服を着る。そして秀頼も服を着て、六人仲良く眠るのであった・・・・。
 
 
翌朝・・・・。
大広間にて。
「上様はいかがされたのじゃ?」
「確かに遅うございますな。」
大野治長と片桐旦元が不思議そうな顔で話していた。
「上様、お袋様、二人してお姿を表されぬとは・・・」
「これらの書面の決済を頂きたいのだが、まだ寝ておられるのだろうか?」
「これこれ、寝所に上様のご様子を見てまいれ。」
大野治長が秀頼の小姓に使いを命じた。


さて寝所。5人の娘たちは目を覚ましたが、秀頼は疲れていたのか、まだ目を覚まさない。
小姓がいそぎ寝所へ向かうと、ある女性に行きあった。

「どうしたのです?奥向にしては随分と急いでいるようですけど。」
その女性は淀の方の顔をより柔らかくて可愛い雰囲気に仕立て直したような造りの、整った顔をしていた。
男には[こんな娘と一緒なら癒されるだろうな。]と思わせるような優しげな瞳。
素晴らしい仕立ての着物に身を包んでいるにも拘らず、年齢からは信じられないほどの色っぽい体型を隠し切れていなかった。
しかも、見たところ年齢はまだ十代前半と思える美少女だった。
「はっ、御方様、上様がいまだ大広間にお姿をお見せくださらないので、修理亮殿(大野治長)が拙者に上様のご様子をとお命じになられました。」
この美少女こそ、秀頼の正室たる千姫であった。

「そうでしたか。では一緒に参りましょう。」
そして、2人は秀頼の寝所に足を踏み入れた。だが秀頼はまだ眠っていた。
「まあまあ、お前様、起きてください。」
千姫が声をかけるが目を覚まさない。
千姫は秀頼の右半身に覆いかぶさるような姿勢を取って軽くゆする。

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