PiPi's World 投稿小説

予期せぬ再会
官能リレー小説 - 時代物

の最初へ
 5
 7
の最後へ

予期せぬ再会 7

「背中を流してあげましょう」
「わたくしもお手伝いさせていただきます」
彼女達は長椅子に並んで座った四人の体を、丁寧に洗い始めた。
「おいおい、そんなことまでしてもらうわけにいかねえよ」
「そうだぜ。俺達だってそれくらいは自分で出来る」
駕籠かき二人は、まだこの村に対して不安感があるらしく遠慮している。
この状況に興奮するどころではないようだ。
「いいんですよ。私達が好きでやってることですから」
「遠慮しないでくださいな。わたしたちに任せてくれれば大丈夫」
「まあまあ、ここは甘えておきなよ」
栄吉が二人に声をかける。
結局押し切られる形で、二人の駕籠かき達は娘達に身体を任せることにした。
「おお、これは気持ち良い」
「あんたら上手いな」
「ありがとうございます」
朝次郎と栄吉の体も同様に丁寧に洗われる。
「ふむ、こういうのも良いものだな」
朝次郎が言うと、栄吉がうなずく。
「ああ、極楽ってのはここの事を言うんだろうな」
「違いない」
朝次郎と栄吉のやり取りに駕籠かき達は反応しなくなっていた。二人とも、すっかり夢見心地になっているようだ。
朝次郎も、抵抗せず身を委ねていた。
彼女達が、手ぬぐいで全身を丁寧に洗ってくれているのを、朝次郎や栄吉はゆったりと楽しんでいた。
いつしか湯気で娘達の肌襦袢が張り付き、結構な大きさの胸を強調し、うっすらと乳首も透けて見えていた。
「おおっ、これは」
「いいぜいいぜ」
駕籠かき達を担当していた娘達は、彼らの前に回り込んでいる。
腕や腹、そして腰。そして股間。いちもつを丁寧に洗われて、むくむくと膨らませていた。
それを見た朝次郎は、自分の中にも熱がこみ上げて来るのを感じていた。
「あら、元気になってきましたね」
「嬉しいです」
娘達は駕籠かきのいちもつを見ても、嫌悪感は抱いていないようだった。むしろ喜んでいるように見える。
当の駕籠かき二人はというと、完全に理性が飛んでいた。娘によって取り去られた股間の手ぬぐいを拾うこともせず、ただひたすら快楽に浸っている。
すぐ隣に朝次郎と栄吉が居るにもかかわらず、だ。

SNSでこの小説を紹介

時代物の他のリレー小説

こちらから小説を探す