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牙の勾玉
官能リレー小説 - 時代物

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牙の勾玉 8

そんな三人に市太郎は言う。
「逃げる必要は無いよ。俺は別に怒ってないし。それよりもっと大事なことがあるんだ」
「なんだそれは?」
市太郎は意を決して言った。
「俺ともっと気持ちいいことをしよう…」
その瞬間、市太郎の鬼神としての力が完全に目覚めた。
市太郎の体から放たれる禍々しく強烈な妖気に気圧されたのか、それともその淫乱ぶりに圧倒されたのか男達は恐怖で震え上がった。
「こんなのを野放しにしていたら、この国どころか世界中が滅ぶ…」
男達の額から汗が流れ落ちる。だが、三本の男根は勢いよく我慢汁を放出していく。
「安心してよ、俺はお兄さん達を傷つけたりはしないよ…」
市太郎の瞳孔は縦長になり、口元には牙のようなものが見える。そして頭からは二本の小さな角が生えていた。
その姿はまさに鬼と呼ぶに相応しい姿であった。
「うわああああ!」
三人の隠密と市太郎の姿が消えた。


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