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女郎蜘蛛
官能リレー小説 - 時代物

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女郎蜘蛛 10

(まずい、奴等が見つかった)
直七は焦るが、少年は意外な行動に出た。
少年は自らの褌を脱ぎ捨てたのだ。それはすぐに蜘蛛の妖気の外へと排出される。
そして、その股間にある男性自身を見せつけるように突き出してきたのだ。
「……は?」
直七は唖然としてしまった。なんと少年はその男性自身を扱きだしたのである。
陰茎はすぐに硬くなっていき、完全に勃起した状態になった。
そして少年は六衛門の股間めがけて射精をした。
少年の精液は蜘蛛の糸そっくりだった。六衛門の性器は一瞬にして白く覆い尽くされた。漁師達とは違い、糸はすぐに尿道の中に入り込んでいった。
「ひぃっ!?」
六衛門は悲鳴をあげるが、同時に全身を痺れさせるような感覚に襲われた。
それは今まで感じたことのないものだった。
「おおぉ!キンタマに入ってくる…!」
六衛門は体を震わせる。そして、すぐに変化が現れる。睾丸の中で何かが蠢き始めたのだ。
「なんだこれぇ…俺のタマがぁ…」
その異変は漁師達にも同様に起こっているらしく、彼等は自分の股間を押さえながら悶えていた。
「ああぁぁ!俺のちんこがぁ!」
「お、俺の金玉、どうなってんだぁ!」
清八は、快楽を求めて迂闊に飛び出したのを後悔した。明らかに何か異様な事が六衛門達の男根に起きている。


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