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インキュバス〜伊賀淫法帖〜
官能リレー小説 - 時代物

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インキュバス〜伊賀淫法帖〜 5

「んんんっ・・・ああぁ、違います・・・わ、私、感じたりなんて・・・ふぁああああっ!」
自分の内で目覚め始めた快楽を朧は必死に否定しようとする。
だが、やがて少女の苦痛に満ちた声の中にも、抗い切れない悦楽の響きが混ざるようになってきた。
「あぁん!うぅ・・・な何なのこれ?」
加速度的に強まっていく未体験の快感に、朧は戸惑いの声を上げる。
「犯されて感じるとは、淫乱なくの一だな・・・先ほどまで処女だったというのが嘘のようだ」
「い、いや・・・違う・・・そんな違います・・・私、感じてないか・・・あ、あああっ!!」
否定の言葉が途中から快感の喘ぎに変わっていく。
そんな乙女の様子を楽しみながら半蔵は激しく腰を振り続ける。
「いいぞ朧!そろそろ中で射精してやる!遠慮なく受け取れ!」
湧き上がる射精感に逆らおうとはせず、半蔵は絶頂に向けて肉棒を打ち込む速度を上げていく。
痛みと快感で朦朧としていた朧は、彼のその言葉にハッとなって顔を青ざめる。
「い、いやあッ!お願いです半蔵様!・・・そ、それだけは、お許しくださいッ!」
男を知らなかった朧だが、中に射精される事の意味は知っているらしい。
膣内射精から逃れようと、朧は両腕と腰を無茶苦茶に暴れさせる。
だが、薬によって力の入らなくなっている体では、半蔵の手から逃れる事は出来ない。
「な、中には出さないでッ!妊娠してしまいますッ!」
朧の顔にはそれまでとは違う本気の怯えの表情が浮かんでいる。
「フフフ・・・そんなに嫌がられると、余計に中で出したくなるではないか」
そう言うと半蔵は、少女の腰をしっかりと押さえ込み、射精寸前の肉棒を朧の膣の一番奥へと押し込んでいく。
「やぁあああッ!やだっ、やだぁ・・・あぁッ!やめてぇぇ!中っ、ダメぇ!だめぇえっ!」
牝穴を突きえぐられて悲鳴をあげつつ、朧は懸命に首を振って膣内射精を拒絶し続ける。
だが、いくら嫌がったところで、凌辱からは逃れられない――男の精を注がれるという運命は絶対なのだ。
「クッ!・・・いよいよ込み上げてきたぞっ!さあ、朧!濃いのをタップリぶちまけてやるっ!」
「いやああああああああああああーーーーーッ!!!」

ドビュッ!ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ!!

亀頭の先端が子宮の入口に密着した瞬間、半蔵の肉棒は大きく脈打ちながら少女の中に大量の子種を放出した。
「ああっ、出てるッ!?ダメぇ!赤ちゃん妊娠しちゃうぅ!あぁ、いやぁ!やめてッ!ああああああああああぁーーーッ!!!」
熱い欲望の奔流を胎内に受けると同時に朧の肉体が、男の腕の中でビクビクと痙攣する。
始めての絶頂を迎えた朧の体から力が抜けていき、オスの肉棒を咥え込んだ牝の肉穴だけが別の生物のようにウネウネと蠢いている。
(ああ・・・中で・・・中で出されてしまった・・・)
「くくく・・・子宮を汚されてイッてしまったようだな。まったく、お前はつくづく淫乱な女だ」
「う、うう・・・そんな・・・酷い・・・うぅ・・・」
消え入りそうなほどか細い嗚咽を漏らしながら、朧は瞳から涙を流し続ける。
子宮に子種を流し込まれ、呆然とする朧の膣洞から肉棒が抜かれ、膣の内側から破瓜の血が入り混じった精液が溢れ出し彼女の内股を汚していく。
「どうだ?これで少しは素直に言う事を聞く気になったか?」
「だ・・・れが・・・」
半蔵の言葉に、絶望に沈んでいた朧の瞳に微かに光が戻る。
「こんな事で私が屈服すると思ったら大間違いです!甲賀のくの一はこんな事では挫けたりしません!」
その言葉は半蔵ではなく自分自身に言い聞かせているように感じられた。
「ほぉ、今の今まで処女を奪われ、しおらしく泣いていたくせにまだそのような事を言う気力が残っているとはな」
気力を振り絞り懸命に己を保とうとする朧の姿に半蔵は冷たい笑みを返す。
「フフフ・・・それでこそ犯し甲斐があるというものだ」
そう言うと半蔵は朧の胸を強く鷲掴みにする。
「こちらとしても簡単に堕ちてもらっては興醒めだからな」
「あ、ああんっ!」
乳肉に指を食い込ませ、グニグニと乳房を揉みし抱きながら、半蔵は朧の耳元にそう囁く。
「夜はまだ始まったばかりだ。朝までタップリ楽しませてもらうぞ」
「あ、ああ・・・」
再び自分に覆い被さってくる男の姿に、美しきくの一は唇から怯えた声を漏らすのだった。

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