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爆乳☆陰陽伝
官能リレー小説 - 時代物

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爆乳☆陰陽伝 6



「んきゃうっ!?だ、だめコンっ!おっぱい、そんなに強く噛んだらだめ・・・こぉぉんッ!?」

化性の娘の悲鳴をBGMに、ふるふると震える乳房に噛みつく晴士はこの時、完全に獣と化していた。
今まで心の奥底に沈めていた―――否、押さえつけてきたドス黒い感情が次から次へとあふれて止まらなかった。
安倍晴明の曾孫として生まれた晴士は、自分もあんな偉大な陰陽師となりたいと憧れ、修行を始めた。
修行は厳しく辛かったけど、いつか報われると信じて努力し続けた。
そんなこと、誰かが約束してくれたわけでもないのに。
いくら努力を重ねても、まるで伸びない実力。開花する気配すら見せない才能。
同時期に修行を始めた従兄弟ははるか先へと進んでしまい、次々と後続に抜かれていく始末。
どれだけ鈍感な人間だって、ここまでくればいいかげん理解する。自分には陰陽師の才能がないことを。
みんなには『普通に』『当たり前』にできることが自分にはできない。理解できない。
心無い罵倒。自分より後から修行を始めた仲間・・・いいや人間に見下される屈辱。
やめたいと思ったことは1度や2度ではきかない。
だけどこれまで費やしてきた歳月と、見返してやりたいと思うちっぽけなプライドが晴士をその場に留まらせた。
すでに自分が泥沼にはまっていることにも気づかずに。
そして今。倒すべき化性に情けをかけられ、心の闇を暴かれた晴士は思う。
たとえ術が使えなくてもかまわない。
こいつだけは。このキツネ女だけは。どんな手段を使ってでも調伏してやる―――と。
それが今まで自分をバカにしてきた連中への復讐になると思った。
これまでムダに過ごしてきた年月への報復になると思った。
冷静な第3者がこれを聞いたら、きっと彼の正気を疑ったことだろう。
だが人生において、正しい答えを導き出せるものなど存在しない。
たとえ答えが間違っていたとしても、正しいと信じて突き進めば、それが正解へとつながることだってあり得るのだ。
倒すべき化性である葛葉姫の深謀深慮によって。
そんなことには気づきもせず。晴士はただひたすらに与えられたキツネ娘をむさぼり食らう。
彼女の胸は晴士の乱暴な扱いによってこれ以上ないほど敏感になっている。
ところどころにつけられた歯形の跡が痛々しい。
女を知らず、感情のままにもてあそんだ結果であった。
だがこの魅惑のおもちゃは、いつまでたっても飽きがこない。
晴士は破るように着物を脱ぎ棄てると、固くいきり立った肉刀を仰向けになってなおぷるぷると震える双丘の谷間へと突き入れた。

「はぁふっ!?」

乱暴な扱いによって敏感になっていたキツネ娘は胸の谷間に肉刀を受け入れただけで悲鳴を上げる。
だが晴士は容赦しない。そのままずりずりと胸を使ってしごき始めた。
この時代、パイズリという性技が存在していたかは定かではない。
しかしこの時代の女にはあり得ぬほどの大きな乳房、これを堪能しないなど神仏に対する冒涜に等しいことのように晴士は感じていた。
事実、本来挿入するはずのない部分に突き入れたにもかかわらず、肉刀から伝わる感触はまさに天にも昇るような心地だった。
さらなる快楽を求め、晴士の腰は自然と早く、そして激しいものとなっていく。
一方のキツネ娘は目の前で甘い息を漏らしながら、目の前で出たり引っ込んだりする亀頭に釘付けになっていた。
胸にしびれが走るたびに顔を出す肉刀。
その先端は尿ではない、透明な粘つく液体に濡れており、肉刀だけでなく彼女の胸をも濡らしていく。
ぬるぬるとした感触と、不思議なにおい。
でもそれは不思議と不快ではなくて。むしろもっとほしいと思わせる魅惑の香りであった。
そしてキツネ娘もまた、本能に命じられるままに谷間で出入りを繰り返すその先端に舌を伸ばした。
彼女の心をつかんで離さぬ、謎の液体を手に入れるために。

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