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爆乳☆陰陽伝
官能リレー小説 - 時代物

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爆乳☆陰陽伝 19

「あ、あ、あああぁぁっ!?す、すごいっ!これ、すごいよぉっ!?」
「コ〜ンっ!?ずるいコンっ!それ、コンのなのにぃっ!?」
誰がおまえのだ!?晴士はそう言いたかったが、ちょっとでも気が緩めばまた出してしまいそうで、こらえるので精一杯。
別の意味でこれ以上被害者が出る前に、何とかしなければ。
しかしそんな晴士の思いを彼女たちはあっさりと踏みにじった。粉砕したと言ってもいい。
「う〜〜っ・・・。だったらいいコン。それならおまえを気持ちよくさせて、さっさと終わらせてやるコン」
「ふあぁぁっ!?だ、ダメっ!やめてっ!?そこっ、おっぱいグニグニしないでっ!?
 あぁん、先っぽ、クリクリするのもダメぇっ!!」
「おおぉぉっ!?」
手持ち無沙汰となったコンが保利の胸をもてあそび始めた。
それにより、晴士のムスコをまんべんなく締め上げた。
もはや晴士の忍耐は決壊寸前である。そこにコンがとどめとばかりに保利の胸をいじる。
すると彼女の胸にある変化が起きた。
「んあぁぁっ!?な、何っ!?何か来るっ!?来る、来ちゃうっ、あ、あ、あ、ダメぇっ!?」
絶叫とともに、大きな胸の先端から白く温かい液体が噴出された。
母乳だ。保利は妊娠すらしていない身の上で母乳が出るようになってしまったのだ。
もっとも晴士はそれどころではない。保利の絶頂に引っ張られる形で晴士もあっけなく達し。
彼女の神聖な場所をこれでもかと言うくらいに白く汚したのである。
(やってしまった・・・)
取り返しのつかないことをやってしまった。猛烈な後悔が彼を包み込む。
いずれ自分は彼女たちを襲った強姦魔として処罰されることになるだろう。
だが。晴士はここで終わらなかった。どうせここで終わるなら、最後の最後までこの快楽を味わいたい。
そう開き直ったのだ。不遇にめげずがんばってきたぶん、ため込んでいたものが爆発したのかもしれない。
晴士は保利からムスコを引き抜くと、幽鬼のようにゆらりと立ち上がった。
コンたちの欲しがっていたものは、満足する以上に与えられるようだった。
「あはっ…ご主人様ぁ、ちょうだぁい…コン♪」
未だ臨戦態勢の晴士の男根を確認したコンは嬉しそうに四つん這いになり、元々短い着物の裾を捲り上げて形の良いお尻を晴士に向かって突き出した。
露わになった膣は肉棒を求めてヒクヒクとヒクつき、淫らな汁を溢れさせている。
さらに興奮の余り人化が疎かになっているのか、それとも既に隠す気も無いのか、狐の耳と尻尾が現れていた。
尻尾は嬉しそうにフリフリと揺れている。
晴士はコンのお尻を押さえると、膣穴へ男根を当てがい、一気に挿入した。
「クュウウウゥゥゥゥゥンッ!!!」
濡れそぼった膣内は瞬く間に男根を飲み込む。
奥まで挿れきるとコンは身体を反らせて高く鳴いた。
「はぁ…はぁ…コン!…コン!」
休む間も無く晴士は腰を振り始める。
「…あっ!あっ!あぁっ…ご、ご主人様ぁっ!…い、今イったばっかりなのにぃコォン…っ!」
コンの膣から分泌された大量の愛液と晴士の先走り汁が混じり合い、男根が膣から出入りする度にジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…という淫らな水音が辺りに響いた。

一心不乱に腰を振りコンを犯す晴士…。
やがて彼の肉体に以前と同じ変化が現れ始める。
彼の背中に毛が生じ始めたのだ。
…いや、それは以前の比ではない。
人間の体毛とは明らかに異なる艶やかな毛が見る間に全身に広がっていき、肉体その物にも変化が現れ始めたのだ。
だがコンとの交わりに夢中の晴士は、それにすら気付かない…。

「…う…うぅ〜ん…」
保利は晴士とコンによって絶頂に導かれて気を失っていたが、妙な気配を感じて目覚めた。
「……」
彼女は眼前で繰り広げられている光景に、自分はまだ夢を見ているのだと思った。
泉の中で二匹の美しい狐が交尾をしているのだ。
二匹とも普通の狐ではない事が直感で解った。
特に雌狐の上に乗っている雄狐は、彼女が今まで見た事も無い珍しい黒い狐だった。
(…綺麗だ……)
保利は先程まで自分の置かれていた状況すら忘れ、狐達の交合に見入りながら再び眠りへと落ちていった…。

「・・・ふ。ふふふ。うふふふふふふっ!くくくくくくっ!」
その頃、別の場所ですべてを見ていた葛葉は、口元を着物の裾で隠しながら実に嬉しげに笑っていた。
加茂家の娘が晴士のために用意した霊水晶を取り込んだ時はどうしてくれようかと腹も立ったが、なかなかどうして面白い事になった。
いっそ晴士の番(つがい)にして、犬畜生のように子供を産ませるのも良いかもしれない。
もう一つの褒美であるカニの化身―――晴士が助けたあの女―――も、ちゃんと受け取ってくれたようだし、もう言う事なし。
晴士の経過観察は続けるが、余計なちょっかいを出すのはここでいったんお休みだ。
葛葉としては色々と面倒を見てやりたい所だが、過保護は良くない。
それではせっかくの目覚めかけた才能もまた眠ってしまう。
それはいけない。自分の子孫として、生贄として、強くたくましく成長してもらわなければならない。
この一件でさすがの晴士も才能の使い方のきっかけくらいはつかんだだろう。

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