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爆乳☆陰陽伝
官能リレー小説 - 時代物

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爆乳☆陰陽伝 18

「・・・っく!?」
突然、晴士の身体に保利の熱が伝染したかのように熱くなる。
いや違う。発熱しているのではない。発情させられたのだ。
彼女をおかしくした何かが、晴士まで巻き込み始めたのだ。
「んっ・・・♪んぅっ・・・!?」
気づけば晴士だけでなく、謎の女性にまで影響が出ている。
(くっ・・・まず・・・!このままじゃ・・・!)
さすがに会って間もない女性―――それもそのうち1人は化け蟹の被害者―――を襲うわけにはいかない。
せめて抱きしめている謎の女性だけでも解放したかったが、湧き上がる性欲という本能がそれを許さない。
いったいどうすれば2人を襲わずに済むのか。わらにもすがりたい思いでいると。
「コン?ご主人様、どうしたコンか?」
ようやく皆の様子がおかしいことに気づいたコンが、首をかしげながら聞いてきた。
助かった。晴士はそう思ったが、世の中そんなに甘くはない。
むしろ事態は彼女のせいでさらに悪化してしまうのであった。
「コ…コン!頼む!とりあえず保利さんを引き剥がしてくれ…!」
「?…解ったコン!」
だがコンが保利の身体に触れた瞬間、原因不明の発情現象は当然の如く彼女にも感染してしまった。
「コ…コォンッ!!?」
「コン?…ど、どうしたっ!?」
「ご…ご主人しゃまぁ〜…♪」
「……」
あ、サカった…と晴士は悟った。
コンは瞳を潤ませて晴士の唇に吸い付いた。
「…ちゅうぅぅ〜っ!…んっ…ご主人様ぁ…」
「…んんんっ!!?…コ、コン!お前もか…!」
「フゥーッ…フゥーッ…ご主人様ぁ…ご主人様のオチ○ポ欲しいコン…オチ○ポぉ…」
コンはすっかり興奮して息を荒げながら晴士の着物をはだけ、腰帯を解いて袴を下げる…。
一方…
「ハァ…ハァ……あぁ…ダ、ダメぇ…このままじゃあおかしくなっちゃうよおぉ…」
…背後からは保利がさっきからしきりに両乳房と股間を擦り付けて来ている。
性知識の無い彼女は膣に男根を挿入するという発想が無いため、晴士の身体を使って自慰に耽っているのだ。
「あぁ…あぁん…」
さらに正面からは蟹の中から現れた女性が抱き付いてくる。
三方を美女に挟まれて身動きの取れない晴士。
謎の女性は恐らく晴士より五歳は上…晴士にとってみれば大人な女性であり、背丈も彼よりある…であるがゆえに彼女の豊満な胸の谷間に顔が埋もれて少し苦しい。
そんな事に気を取られている内に晴士はコンによってフンドシまで取り去られ、既にビンビンに勃起した状態の男根が日の下に露わとなる。
コンはそれを愛おしげにさすって愛撫した。
「あぁん…これが欲しかったんだコォン…♪」
ところが…
「…あ…あぁ…っ!」
「え…っ!?」
コンが晴士と繋がろうと無理に間に割り込もうとした結果、何の手違いか晴士の男根が……正面にいた女性の膣にズップリとハマってしまったのであった。
「ひぐぅ…っ!!」
挿入された瞬間、女性は一瞬辛そうに顔をしかめた。
「う…うわあぁぁっ!?ご…ごめんなさいぃ!!」
晴士は慌てて女性から男根を抜こうとするが、後ろから保利が押して来て退けない。
「あぁぁ〜んっ!…こ、これ止まんないのぉ〜っ!」
保利は晴士の背に乳首とアソコを擦り付け、ユッサユッサと激しく揺れるように身体を動かして来る。
その動きが晴士にも伝わるから彼も、女性も堪らない。
「や、保利…さんっ!…い、一旦止め…てっ…!」
「…あっ…あっ!あっ!…あんっ!…」
女性は潤んだ瞳で晴士を見つめながら喘いでいる。
律動に合わせてキュッ、キュッと締まる膣の感触に晴士はたまらず、女性の膣内で達してしまった。
「あ、あぁぁ…まずい!で、出ちゃうよ…あぁっ!!?」
晴士は“抜かなければ!”と思ったが、どうしようも無かった。
ドクッ…ドクッ…と男根が脈打ち、大量の精液が今さっき出会ったばかりの名も知らぬ女性の膣内に注がれていくのを悟った。
「あぁ〜ん!ズルいコン!ズルいコ〜ン!本当なら私に貰えるはずだったご主人様の子種汁を〜!」
悔しがるコン。
「…っ!!」
晴士は大慌てで保利を押し退けて女性の膣から男根を抜いた。
膣穴から溢れ出る大量の精液に、少量だが血が混じっていた。
(ヤってしまったぁ…っ!!!)
それを見た晴士は青ざめる。
不可抗力とはいえ名前も知らない見ず知らずの女性の貞操を散らしてしまったのだ。
彼女が一体どこの誰かは判らないがエラい事をしてしまった。
だが、そんな彼の感情とは裏腹に、彼のムスコは“まだまだヤり足りない”と言わんばかりに力強く天を指し示していた…。
その男根を横から伸びて来た手がグッと掴む。
コンか?…と思って見ると、いつの間にか衣服を全て脱ぎ捨てて裸となった保利が息を荒げながら妖しげな笑みを浮かべていた。
「はぁ…はぁ…見ていたぞぉ…これをアソコに入れれば、気持ち良くなれるんだな…」
「や、保利さん…とりあえず落ち着いて…」
「や だ ♪」
…と言うが早いか、保利は晴士を押し倒し、男根の上にまたがると一気に腰を落とした。
「あぁぁっ!!?い、痛い!?…あぁ、でも…“痛い”より“きもちいい”の方が…上…かも…」
そう言うと保利は腰を上下に振り始めた。

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