暴れん棒将軍 92
「じゃあ、いくぞ…」
ずちゅっ!! ずちゅっ!! ずちゅっ!!
家竜は素早い腰使いで陰茎を使っておはつの花弁や陰核を擦り上げた。
「あひゃああああっ!! これ…なにっ?! あんっ! あんっ!!」
おはつは未知の快感に悲鳴を上げた。
女性が男に挿入させず太ももで陰茎を挟んで擦り上げて昇天させる技を『素股』と言うが、これはいってみれば『素竿』である。
ぐちゃぐちゃの性器と性器が擦れ合い、勃起した陰核や花弁を刺激されれば、相当な快感がある。家竜はこれでおはつを極楽に導いてやるつもりであった。
家竜の稲妻のような腰の動きは、今で言う電動マッサージ器のような振動を生み出す。
おはつの幼い無毛の土手はすべすべで最高の肌触りだ。精液と愛液が混じり合った潤滑油は、擦れ合う二人の性器にからんで、さらに快感と速度を加速する。
ずちゅっ!! ずちゅっ!! ぬるんっ!!
「…うううっ!!」
「ああああぁんっ!!」
予期せぬ快感に二人は声を上げた。
あまりの勢いに、亀頭の先端がおはつの膣口にはまり込んでしまったのだ。
おはつの胎内は想像以上に練れていて、じっとりと熱く湿った柔肉が亀頭を包み込んでくれる。きつきつの名器である。
(やべぇ! これじゃ中に出しちまう!!)
慌てて竿を引き抜いた家竜は、おはつを抱え上げた。
…にゅぽんっ!!
身体が持ち上げられると、淫裂に刺さっていた亀頭が抜けて飛び出した。
そして今度は自分が仰向けに寝そべっておはつの尻だぶを掴んだまま、再び陰茎を柔肉に擦りつける。
ぐちゅん! ぐちゅん! ぐちゅんっ!!
「ああ〜ん! おら、こんなの初めてだ〜っ!」
切なそうに喘ぐおはつだが、自らもしっかりと腰をくねらせ、一番気持ちいい箇所を探し続けている。
擬似性交とはいえ、粘膜質と粘膜質で愛撫し合うような甘美な感触がもたらす予想以上の快感に家竜もたじろいだ。
(ちきしょうっ! 小さいのになんて娘だ!! このままじゃ俺までイッちまうぜ!!)
ずぷっ!!
「ひゃあああああんっ!!!」
尻たぶを鷲掴みにしていた家竜の指がその奥の菊門にめり込んだ。
肛門を串刺しにされたまま加えられる振動。初めて感じる違和感と不思議な感覚におはつは身悶えた。
そして濃厚な口吸い。家竜は舌をちゅうちゅうと吸い上げ、歯茎をたっぷりとねぶり回してやる。
「ん"む"む"む"ぅぅ―――ッッッ!!!」
びしゃっ!! ぷしゃあああぁぁ―――ッ!!!
絶頂と同時に下半身が緩み、だだ漏れになった。
よくこんなに水分があるものだと思うほど大量の潮を吹いておはつは果てた。
びくんっ! びくんっ!
小さな身体が弓なりに反り返ってがくがくと痙攣している。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
放心状態のおはつは震えながら家竜の胸の上で桃源郷を彷徨っていた…。
おはつの小さな身体をがっちりと抱きしめたまま、家竜は言い聞かせる。
「いいか、おはっちゃん。お前はいつまでもこんなところにいちゃいけねぇ。親父に食い物にされるだけだ。おっ父うには俺が話をつけてやる」
「う、うん…」
おはつは小さく頷いた。
一方、権六はというと…。
あばら家の中では寝転んでごぉごぉと高いびきをかいている。
権六は周辺の村で家竜のことをふれて回った後、家竜の懐から盗んだ金で酒を買い込み、浴びるように飲んですっかり寝込んでしまっていたのだ。
そこへ漁師小屋から戻って来たおはつが権六を揺り起こしながら言った。
「おっ父う…。お侍様が呼んでるだ。おっ父うにお礼が言いたいって」
「ん…何だと? お侍様が…オラに礼をしてくれるだか? おお、そうかそうか!!」
その言葉を聞いて権六は飛び起きた。