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暴れん棒将軍
官能リレー小説 - 時代物

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暴れん棒将軍 71

「ヒヒヒ〜〜ンッ!!!!」
 痛みにびっくりした馬が高くいなないた。後足立になって首を振りながら暴れ出す。
 馬丁たちが必死になだめたが、それでも収まらない。
 馬の背に乗せられたお蝶の身体は大きく左右に揺れながら、激しく上下した。
 ズコン! ズコン! ズコンッ!!
 二本の肥後ずいきがお蝶の身体の奥まで激しく突き上げる。
 御満子にはまり込んだ肥後ずいきの先端が、度重なる絶頂で下に下がってきた子宮口を完全にずぼっと貫いた。
「!!!! むごぉっ!! あ"がががが……ッッッッッ!!!!!」
 鋭い衝撃に貫かれた子宮は激しく痙攣し、全身は瘧(おこり)のようにわなないた。
 お蝶は半白目で口から泡を飛ばして絶叫する。

 ぷしゃああああ〜〜〜〜〜…っ。
 広がり切った女陰はたまらず尿(いばり)を吹き出し、周囲に飛沫が飛び散った。
「うわっ、汚ねぇっ! このアマ、漏らしやがった! とんだ女侠客だぜ!!」
「ぺっ! ぺっ! このションベン垂れがっ!!」
「はぁ…はぁ…お蝶姐御のお小水…たまらねえっ!!」
 お蝶は男たちの罵声も耳に入らず、半狂乱になって悶え続ける。
「むごっ! むごごご…っ!!(おしっこ…止まらない…。出ちゃう…いっぱい出ちゃうのぉ…)」
 もう何も考えられない。全身が御満子になったような状態だ。
 必死に耐え続けた気丈なお蝶であったが、快楽の波に飲まれて思考が完全に停止した。
「あはっ。あはっ。あははっ…」
 力なく呆けた微笑みを浮かべていた。

 処刑の時は刻々と近づいてゆく。
 早朝から昼過ぎまで市中を引き回され、お蝶が刑場に着いたのは午の刻(12時頃)を大分過ぎていた。
 過酷な責めで既に気絶していたため、人夫たちがお蝶を鞍ごと馬から下ろした。
 お蝶の身体は地面に下ろされても鞍に跨ったままだ。それを人夫が掴んで引っ張り上げる。

 ぐぐぐ…っ。ずぽんっ!!
 女陰が湿った音を立てて咥え込んだ肥後ずいきを吐き出した。
「うわっ! すげえ…!!」
 人夫たちが思わずお蝶の股間を覗き込んだ。
 汗・尿・愛液といった水分をたっぷりと吸った張形は大きく膨らんで二穴を限界まで押し広げ、引き抜いた時には膣口と肛門がぽっかりと大きな口を開けて赤黒い内蔵を覗かせていたのである。
 そのままお蝶の身体は磔柱に身体をくくりつけられる。
 通常、日本の磔刑では男性が「キ」の字型、女性が「十」の字型の磔柱と決められているが、駒蔵は代官に頼んでわざわざ「キ」の字型の磔柱を用意していた。
 お蝶は両手両脚を大きく左右に開かれた状態で大の字に縛られた。

 ばしゃああっ!!
 水をかけられたお蝶はそこでようやく意識を取り戻した。
 しかし、舌を噛んで自害できないよう猿轡はそのままにされている。
 お蝶をくくりつけた磔柱は人夫たちによって運ばれ、刑場の真ん中に立てられる。根元には重しの土俵が何個か乗せられた。
 こうしてお蝶の美しい身体は三尺高い木の上に上げられた。
 その女陰は大きく口を開けて収縮しながら、だらしなく白濁液を垂れ流している。
 肥後ずいきから染み出した汁の影響で発情が止まらないのだ。
 ざわ…ざわ…。
 それを見た観衆からは大きなどよめきが聞こえた。これから起きるであろう惨劇に期待と興奮を寄せているのだ。
「むぐうううっ! むごおおおっ!!(殺しとくれ! こんな生き恥を晒すくらいなら早く殺しとくれっ!!)」
 いよいよ最期の刻が近づいてきたことを悟ったお蝶が泣きながら絶叫する。
 刑場には悲痛な叫びがこだました。


 ここで時間は二日ほど前に遡る。
 清水一家を後にした一行は次の江尻宿で楓たちと落ち合ったが、思わぬトラブルが起きていた。
 …といっても、大したことではない。単なる家竜の仮病である。
 ここは一行が泊まっている旅籠の一室。
「おい家竜! わがままも大概にせんかっ!!」
 藤兵衛が一喝するが、家竜は布団をかぶったままだ。
「うるせえっ!! 俺は具合が悪いんだっ!! 寝かしといてくれっ!!」
 ご〜…。が〜…。
 わざとらしい空いびきである。
 壁に向かって寝返りを打って寝たふりをする家竜。それを見て楓と大二郎が顔を見合わせている。
「…………」
「あ〜あ、上様拗ねてるよ。仕方ないね…雅、いるかい?」
 隣の間の襖が開き、奥から雅が顔を出す。
「はい、何のご用ですか?」
「ごにょごにょ…」
「ああ、なるほど! わかりました」
 楓が耳打ちすると、雅は大きく頷いた。ほどなくして二人の姿は旅籠から消えた…。

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