暴れん棒将軍 70
ねちねちとお蝶の乳房を弄びながら、耳元で囁く駒蔵。その頭をよからぬ考えがふと閃いた。
「お代官様! 水を張ったたらいと剃刀を用意して下さいまし! この女の下の毛を剃り上げて観音様がよ〜く見えるようにしてやりたいんで!」
それを聞いた代官もにやりと笑った。
「よかろう。鉄火肌の女侠客の蜜壷がどんなものか、町の連中にもたっぷりと見せてやるがよい」
「むごっ! むごおおおお〜っ!(嫌ッ! よしとくれよっ! 後生だから!!)」
激しく首を振りながら泣き叫ぶお蝶の顔は涙でぐしゃぐしゃだ。
下男によってたちまち剃刀が用意された。剃り上げるのはもちろん駒蔵である。
戸板も用意され、お蝶が寝かされたが、暴れるお蝶をおとなしくさせるため、役人がその身体に馬乗りになって押えつけている。
「ひっひっひ…。童女のような御満子にしてやるぞ! おっと! 動くと大事なあそこが切れちまう」
ゾリ…ゾリ…ッ。
駒蔵の操る剃刀が走る。
やがて恥ずかしい縮れ毛はことごとく剃り落とされてしまい、陰裂が丸見えとなった。
剃刀負けした柔肌がところどころ赤く腫れているのが無残であった。
陰裂の隙間からじっとりと蜜が溢れ出しているのを駒蔵は見逃さない。
「おや、感じているのかい? いやらしい女だな…。それだけ濡れていれば十分くわえ込めるだろう」
「ううう…っ!」
お蝶は真っ赤になってうつむいた。
「ようし、よくできたな。おい! お蝶を鞍の上に跨らせろ!!」
「ははっ!!」
馬に乗せるための大きな踏み台が用意され、左右から役人たちがお蝶の両脚を持って抱え上げた。
「う"う"っ!! う"う"う"う"―――ッ!!」
お蝶は必死にもがくが、しょせんは無駄な抵抗だ。
ぴとっ。ずぶぶぶぶ…っ。
女陰と菊門に肥後ずいきが徐々にめり込んでゆく。
「ふんむっ! ふおっ、ふお"お"お"お"お"お"お"―――ッ!!!」
周囲には色っぽくもくぐもった悲鳴が響き渡った。
その日。
街道筋や町の繁華街は、お蝶の姿を一目見ようという助平根性丸出しの男たちで一杯であった。
やがてお蝶を乗せた馬がぽっくり、ぽっくりと歩いてくると男たちの下卑た歓声が上がる。
馬に乗せられたお蝶の姿は悲惨そのものだった。
まず後ろ手に合掌縛りにされ、両乳房を大きく前にくびり出されている。
お蝶の長い髪は後ろの縄にくくりつけられ、顔が常に上を向くよう固定されていた。下を向いて顔を隠したりできなくするためである。
そして乳首にはタコ糸が巻きつけられ、その両端は猿轡の脇に結びつけられている。こうすることで乳首も引っ張り上げられ、首を振ってイヤイヤをしようものなら乳首に鋭い痛みが走る。
そして大事な御満子はツルツルに剃り上げられて、淫らな割れ目が丸見えだ。
女陰と菊門には肥後ずいきがずっぷり…とはまり込んでいる。
肥後ずいきにいじめられ続けた御満子はすっかり充血して赤黒くなり、白い涙をだらだらと垂れ流していた。
また両脚をきつく閉じて馬の腹を締めつけることで肥後ずいきが女陰に食い込むのを防いだりできないよう、脚の間にも横棒がかまされ、ぴんと伸びた状態で固定されている。
その様子はさらしもの…というよりも拷問に近いものであった。
「お蝶! 背中の雄蝶雌蝶が泣いてるぞ!!」
「肥後ずいきをたっぷりくわえ込んで、ずい分美味そうだな!!」
「くう〜っ! いいケツしてやがる! こんないい女を殺しちまうなんて勿体ねぇ!」
「おい、お蝶! こっちを向け! よ〜く顔を見せやがれ!」
「……む"う"う"う"う"―――ッ!!!」
男たちから下品な野次が飛ぶたびお蝶は泣き呻いた。
二つの穴を埋めつくす肥後ずいきから染み出る汁が、狂おしいほどの痒みと快楽を呼ぶ。
馬の体が揺れるたびにズキン、ズキンと振動がきて、お蝶の身体は既に何度も絶頂を迎えていた。
衆人監視の状態で無様な逝き顔を見せて恥をさらす姿を、あの竜吉にだけは見られないで済んだのが幸いだった…と心の中で必死に自分を慰めるお蝶であった。
「ふぅ――っ。ふぅ――っ…」
息を荒くしながら快感をこらえるお蝶。しかし次の絶頂は近づいていた。
「へへへ…ちぃっとばかし悪戯をしてやるか…」
人混みに紛れてお蝶見物をしていた明神の常吉が呟いた。
常吉はさっと街道に飛び出すと、馬の尻に木の枝を突き刺した!