PiPi's World 投稿小説

暴れん棒将軍
官能リレー小説 - 時代物

の最初へ
 43
 45
の最後へ

暴れん棒将軍 45

 ぎゅちっ! ぎゅちっ!

 逸物が千切れるかと思うほど締めつける肛門。
 そこをゆっくりと、力強く抽送を繰り返す家竜。その度に楓のせつない喘ぎ声が響く。
 楓は仰向けになって両脚を抱え上げて腹の上で腕を組み、必死で快感をこらえていた。涙目でぷるぷると震えている。
「お前…相変わらずすっげえケツ穴してやがるな…っ。最高だぜっ!!」
「上様…あんな女に心を奪われないでっ!! あたいを一番愛してっ!!」
「楓…今夜は気兼ねせずに思いっきり逝けよ…俺が極楽に送り届けてやる」
 家竜はがら空きとなっている楓の前の穴を弄り始めた。
 その穴ぼこは既に湧き出す本気汁でびしょびしょ。陰核もびんびんに尖りきって包皮から飛び出してズル剥けだ。

 むきっ!! しこしこしこ…

 家竜の太い指が肉芽を揉み込んで擦り上げる。

 にゅるん…っ!!

 楓の御満子の穴は家竜の指を一挙に三本飲み込んでしまった。激しく蠕動する膣内で指が暴れまわり、膣壁の中でこぶ状に盛り上がるGスポットを責め立てる。

「あひいぃっ!!!」

 肛門・陰核・膣口の三点同時責めをくらって悶絶、獣のような叫びを上げて楓は絶頂を迎えた。

「イグッ!! イングウウウウウゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!」

 楓は白目を剥いて口から泡を飛ばしながら絶叫した。全身が瘧(おこり)のように激しく痙攣する。

 ぶしゃっ!! ぶしゃあああっ!!!

 尿道口からは間欠泉のように何度も何度も潮が吹き上がった!

「はぁはぁ…俺も…出すぞっ!! 思いっきりぶちまけてやるからなっ!!」

 ずびゅっ!! ずびゅうううううっっ!!!

 家竜も爆発し、熱い迸りを楓の直腸内にぶちまけた。
 この世の極楽を見た二人はそのまま重なり合うように倒れ込んだ…。

******************************

 そして翌朝。
 屋敷の裏庭にある井戸で身体を拭く家竜に一つの影が歩み寄った。
 この家の主人、そして家竜の忠実な部下でもある江戸南町奉行・大岡越前守忠成であった。

「上様…。御身体の調子は大分よろしいようですな。少しお耳に入れたいことがございます」
「うむ、忠成か。何だ?」
「実は…」
 忠成は少し声をひそめて話し出した。

「船越屋の寮の焼け跡から出てきた死体の件でございますが、奉行所で検分したところ顔面は焼けただれており、判別がつきませぬ。身分を表す持ち物もありませぬ」
「そいつは尾張柳生の総帥・柳生厳徹だ。剣客らしい見事な最期だったぜ」
「楓もそう申しておりましたが、証拠は何もありませぬ。残された他の死体も同様でした。念のため尾張徳川家の江戸屋敷に問合わせたところ、厳徹殿はご存命でいらっしゃるとのこと。ただ先日お風邪を召されて床に臥せっておられるとか…」
「そりゃ、そうだろうな。だが、近いうちに幕閣に病死の届け出が出るぜ」
 家竜は忠成に背を向けたまま肩脱ぎになり、背中の汗を拭きながら答えた。
「先ほど申しましたように証拠はないのです。『柳生雅』なる人物も、問合せたところ知らぬ存ぜぬの一点張りで…」
「ふふん。この借りはいずれ返してやるさ」
 家竜は意味ありげにニヤリと笑った。
「上様…。一体何を考えておいでです? 今回の件で大分懲りたでございましょう。上様の御命を狙う輩はいずれまたやってきます。我々が命を賭してお守りしますから、一刻も早く江戸城にお戻り下さい。政務も山積みでございますぞ!」
「ああ、当分はおとなしくしてるさ。だから安心していろ」
 うるさそうに顔をしかめた家竜が立ち去ろうとすると、忠成が呼び止めた。
「それと上様…。大変申し上げにくいのですが、御身体に障りますので閨事はほどほどになさいますよう…。あのように大声を上げられましては、屋敷の者が困りまする!」

 忠成があえて諫言を言うのには、もっともな理由がある。
 昨夜、屋敷中に響き渡った淫らな喘ぎ声。大二郎を始め、警護の者がいきり立つ股間を持て余して苦しんだのだった。厠には朝まで長蛇の列が出来ていた。
 実は忠成の妻・雪絵までもが欲情してしまい、こっそりと寝所に忍んできて忠成は妻との久方ぶりの閨事となった。おかげで寝不足なのだ。

「ああ? お前、だんだん小姑みたいになってきたな。そんなのは俺の勝手だろ?」
「いえ、得体のしれない敵の女や、楓のような下賤の者ではなく、大奥で上様を待つ女達にこそご寵愛を…。御世継なくして徳川家の安泰はありませぬぞ!」

SNSでこの小説を紹介

時代物の他のリレー小説

こちらから小説を探す