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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話
官能リレー小説 - ショタ

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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 34

そんな事ができる真由美さんは私達の憧れであり、理想の上司だった。
勿論今は関係性が変わって、憧れのお姉さんと言った方がいい。

「でも、優子さん達はいい意味でお母さんぽく無いわね」
「そうですよねぇ・・・大きな子供がいるとは思えないぐらい」

私達の視線の先にははしゃぐ優子さんと祥子さんがいる。
その様子はママと言うより、二十代中盤の女子と言った方がいい。
純朴な優子さんと無邪気な祥子さんは、変に所帯染みていないから余計に若い女子にしか見えない所があった。

「むしろあっちの2人の方がいいお母さんになりそうよ」

真由美さんが視線を向ける先には、玲奈ちゃんと彩奈ちゃんと遊ぶ雪とみっちゃん。
間違いなく家庭的なみっちゃんはいいお母さんになるタイプ。
そしてややミステリアスな部分のある雪も、意外と家庭的な部分だってあるのだ。

この中では一番付き合いの長い存在だけど、今の雪は私もあまり見たことない優しい笑みを浮かべている。

私みたいに親から虐げられてたわけではないが、雪は両親を早くに亡くしている。
その後は祖父母の家にいて、その祖父母がとても優しくていい人だったそうだ。

「真由美さん」
「もう涼真くん、ここじゃダメよ」
振り返ると涼真くんが真由美さんの背後から抱きついていた。

私達雌牛は涼真くんの性欲処理は最も重要な事だと思っている。
でも、流石にここではマズい。

「涼真くん、こっちへ」

私はふと思いついて真由美さんと涼真くんを連れ出す。
行った先は女子トイレ。
誰もいないのを確認して一番奥の個室に涼真くんと真由美さんに入って貰う。
そして私はその隣の部屋に・・・
つまり防音を兼ねた見張りだ。

「真由美さん、隣にいてるからお願いします」
「何をお願いされるのだか・・・まあでもありがとう」

そんな会話の後に真由美さんの甘い声が上がる。

「真由美さん・・・もう我慢できないよぉ」
「ああ・・・涼真くん、好きにしていいわ」

声を少し押し殺しながらも盛り上がる2人。
一緒に可愛がって貰いたいのは山々だが、流石にここではマズい事になる。

「ああ、これっ!これなのっ!」
真由美さんのあられもないメスの声が響く。誰もやってこない場所だからいいけど、このスリルはすごい。
トイレの個室の扉がカタカタと音をたてている。立ちバックでヤリ始めたのだろうか。

こんなの聞かされたら見張りだけでは物足らない。私の水着の下ももう、グチョグチョになっていた。

それでも見張りの為にモジモジしながらでも耐える私。
音を出さないように気をつけながらも隣は激しくなっていくのが分かる。
そして・・・

「真由美も孕んで!」
「ええ!涼真くんの赤ちゃんっ!生ませてぇっ!」

小声だったが、隣の私にはしっかり聞こえた。
涼真くんのメスにされた真由美さんの悦びが壁越しに伝わってくる感があった。
そこから暫くして、真由美さんから『奏、いける?』と声がかかり、私は注意深く扉を開けて周囲を窺う。
誰もいないようなので、軽くノックすると真由美さんが出てくる。

「交代ね・・・王子様がお待ちかねよ」

そう言って真由美さんが出てくるのと同時に手を引っ張られて中に入ってしまう私。
引っ張ったのは涼真くん。
私を抱きしめて言う。

「奏・・・奏は僕のモノだからね」
「ええ、私は涼真くんの雌牛よ」

呼び捨てされた方が何だか喜びがある。
それだけ涼真くんに私はぞっこんなんだろう。

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