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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話
官能リレー小説 - ショタ

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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 41


涼真くんと恵美先生が愛し合っているその頃、店に出て間もなく、今は死んだ、社長だった男の父親であるお爺さんが入って来るなり、私に向かって深々と頭を下げた。
お爺さんは、自分の死後、家や土地、貯金など、財産を全て私に譲りたいと話した。

お爺さんは、三十何年も行方をくらませていた息子が突然姿を見せ、私との間の経緯を知り、大変心を痛めたそうだ。
「儂はあいつに…氏神様の前で前非を悔い改め、罪を償うことを誓うよう、そういって禊に行かせたんじゃが…あいつは本気で反省してなかったんじゃろう。だから、きっと氏神様はあいつに罰をお下しになったんじゃな」
お爺さんは悲しそうな表情で私に語った。

「それに、儂が死んだら、あいつ以外に相続するのがいないから、是非、儂の財産を相続してくれ。頼む・・・。」
お爺さんは、ふただび頭を深々と下げた。
私は、少し考えたあと、頭を下げるお爺さんに向かって言った。
「わかりました。其処まで仰るのであれば。」


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